第1講 心を伝える―『臨済録』に到るまで
禅とは現代の文明や機械を否定するものではない
自分の中にある「すばらしい宝」と出会う
第2講 自己に目覚める―臨済の開悟
「春はすぐそばにあった」という気づきが感動につながる
「ありのままでいい」と「このままではいけない」の繰り返し
第3講 真の自己とは―無位の真人
一つの答えを導くために、なぜたくさんの問答が必要なのか
高い壇の上に上って行う説法を「上堂」という
第4講 正しい見解を持つ―真正の見解
人間は自分たちの行いによってこそ変わっていくと説いた釈迦
釈迦の死後、手の届かない存在になってしまった仏
第5講 いきいきと生きる―『臨済録』の実践
年老いても活〓〓地で生きていくための心構え
感情の波を止めようとせず、それを上手に利用する