『どんな病気でも後悔しない死に方』(大津秀一) | 読書ン!大魔王

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くしゃみひとつで 呼ばれたからは
それがわたしの ご主人さまよ〜
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評価 ☆☆ (二つ星)


第1部 後悔しない最期のための基礎知識


第1章 日本人は今、何で死ぬのか
「自分の死」は突然訪れる
死ぬ直前も怖くはない
死んだ後も怖くはない
「この人生で良いのか
終末期を迎えた人の気持ちとは
病気によって異なる「終末期」の期間の長さ
余命の予測がしやすい病気、しにくい病気
病気ごとに異なる「家族の心理」
家族に全責任を負わせるのは酷
患者にとっての最良とは何か
患者本人と家族には、必ず思いのずれが出る


第2章 病気別の死因について
死因と病名は異なる場合が多い
「最後までの経過」は病気によってまったく違う
「後悔を少なくする」ためには「終末期」を知るべき
重要な臓器とその役割

第2部 病気ごとにまったく異なる「後悔しない死に方」


第3章 がん
佐藤さん(56歳・男性)の場合
がんの特徴と対策
がんは転移する
最後までやりたいことができる病気
抗がん剤について
抗がん剤治療を行っている間にすべきこと
終末期の医療は自ら準備すべき
家で過ごすための具体的な準備の方法
最後の病院の探し方
できればホスピス・緩和ケア病棟を入院予約する
最後に訪れる「つらいだるさ」
「がんによる最期」のためのまとめ
なぜ緩和ケアが必要か
終末期での免疫治療は効かない
ドクターK参上


間章 自分の力を行使しうる病気、しにくい病気


第4章 心疾患、肺疾患
心疾患とは
肺疾患とは
鈴木さん(87歳・女性)の場合
人口呼吸器をつけるのは簡単なことではない
人工呼吸器は、病気そのものを治すわけではない
心疾患、肺疾患で後悔しないために


間章 医師の世代によって、終末期の医療に差が生じる
がんは放置しても、楽にはならない


第5章 脳血管疾患の一部、認知症、老衰
脳血管疾患について
認知症について
老衰について
寝たきりにつて
山本繁男さん(91歳・男性)の場合
胃に穴を開けてチューブを通す「胃ろう」
再び繁男さんの場合
脳血管疾患、認知症、老衰で後悔しないために
介護施設で看取りはできる
病院以外で亡くなっても医療問題にはならない
再々ドクターK


第6章 心筋梗塞の一部、致死的不整脈、重症くも膜下出血、不慮の事故死、自殺
突然死とは何か
突然死で、後悔しないことは可能か

第7章 腎不全について
腎不全の患者はほとんど腎不全で亡くならない
腎不全を「完全に止める」治療はない
透析で幸福になる場合とそうでない場合
腎不全で後悔しないために


終章 健康
安田君がいた世界
健康は一瞬にして失われる
もう一つの世界
死は不幸ではない