『歴史通は人間通』(渡部昇一) | 読書ン!大魔王

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ハ ハ 読書ン!
くしゃみひとつで 呼ばれたからは
それがわたしの ご主人さまよ〜
ハ ハ 読書ン!大魔王

評価 ☆☆ (二つ星)

第一部 歴史の醍醐味
 歴史の見方

美しい歴史の虹を見よう

この国の物語をどう語るか

歴史を語る二つの態度

戦争の勝敗を決する「わずかな差」

「正義」という錦の御旗

 リーダーの条件
組織は司令官次第
リーダーの不動心
鷲の羽と駝鳥の足
日本の生き残りのための大リストラ
乃木将軍に見るリーダーの条件
名参謀に共通するもの
リーダーと参謀
山本五十六の欠陥
同じ間違い
優れたリーダーは対局を見る
国の重大時


 歴史人物に学ぶ生き方
伝記を読もう
子供には偉人伝を読ませよう
神武天皇の八紘一宇の精神
豊臣秀吉の〝くれっぷり〟
達人は身分にこだわらない
後世に名を残す人
田沼時代はいい時代
情報力とは想像力
逆境に学んだ西郷隆盛
福沢諭吉の偉いところ
人を見定める度量と見識
大久保利通という人物
東郷平八郎の度胸
小粒になった日本人
渋沢栄一の「論語と算盤」

フィロソファー松下幸之助


 日本人とは何か
日本の神様
日本の国柄
正義より「和」の日本人
「和」の重視とその問題点
〝和の時代〟と〝実力の時代〟
「根回し」はなぜ必要か


 女性が活躍する国
日本を貫く平等原理
和歌が日本文化を守った
なでしこ日本


 日本人と土地
日本の体質
土地への執着
日本の土は先祖そのもの
農耕的社会でのリーダーシップ


 日本人のこころ
祖先とつながる日本人の「心」
日本人の「こころ」の柔軟性
日本人の「こころ磨き」
建前と本音の使い分け


 日本の神話と建国
神話と歴史がつながっている日本
日本は世界最古・最長の王朝
日本神話と海の関係
皇神の厳しき国・言霊の幸はふ国
言霊を駆使した神武天皇
日本神話と日本の歴史
「言挙げぬ国」の伝統


 明治維新から敗戦まで
明治維新のエネルギー
世界史における明治維新の意義
『日本外史』の歴史の見方
教育勅語とは
日露戦争の勝因と意義
目と耳
〝和〟の精神と弊害


10 東京裁判史観の克服
敗戦利得者
東京裁判史観
「東條=マッカーサー史観」へ
なぜ慰霊の場が靖国神社なのか


11 世界の中の道義国家・日本
二十世紀を二十一世紀に橋渡しした国
日本人の血族意識
ご先祖様は見ている
勇者たち
「道」を求める日本人
日本人のもの作り
見直したい修身の教え
歴史の中で磨かれた道徳観
子供たちを家庭に持つ喜び


12 進取の気性と独創力
新しいものを恐れない体質
日本人の創造性
日本人の好奇心
日本文化のタテ系とヨコ系

第二部 人生の妙味
13
どう生きるか

志を立てる
自分のなりたい姿
内なる声と志
最初は不器用でちょうどいい
悩みは大事
強い生き方
自分の本当にやりたいことは何か
男気
噂話
マスコミ報道
墓参り
良きものとしての個人と富と自由
お金はいい召使い
自己実現には苦痛がともなう
発想の豊かさをもたらすもの
記憶こそ人生
気概


14 運命の女神が微笑む生き方
成功者の要素
心の中の達成像
成功のイメージの描き方
真に富める人
人生でいちばん大事なこと
品格のある人の特長
人生の醍醐味
プライド
運命の〝女神〟
強きものを運命の女神は助ける
目標を実現できる人、できない人
思いがけない幸運を招くもの
三福のすすめ
幸運を招く紐


15 知的生活のすすめ

朽ちないもの

知的正直

いつわらない

漢文は成熟した大人をつくる

古典に学ぶこと

記憶は多いほうがいい

生活のクオリティを高める一時間

「壮」の時の学びが大事

ヒントを先人に学ぶ

智謀湧くがごとし

人間のアイデアはどこから来るか


16 人生を充実させるための仕事術
仕事と趣味の違い
汗を流すことで生まれる心の余裕
仕事の上手な仕方
観察眼を磨く
一つの仕事をやり続ける
溶鉱炉のごとく
孤独の時間
楽しむ境地


17 読書で耕す人生
読書の醍醐味
内なる心の扉を開く読書
私の本の読み方
読書家になるには
タイム・リミットの知恵
グルメな読書
自分の古典

名作を若い時に読む危険

「積ん読」は必要悪

本の情報収集

読書のカンを養う方法

読書の知識とインターネットの情報

自分の文庫

蔵書の力

トルストイと蔵書

古典として残る本

夏目漱石の創作の二つの泉

松本清張の魅力


18 充実した老後を生きるための知恵と工夫
老後のイメージ・トレーニング
平生の心がけ
内なる声に耳を傾ける
第二の人生をいきいきと
老後を充実させるもの「職務」
定年後の時間活用法
読書は脳と精神を鍛える
年を重ねてこそ
「湯治友だち」
人生の実り多き「成熟」の秋
学問の秋
夫婦の記憶に残ることを
人生の後半で大切なもの
何かを求めて生きる
余生で見る夢
理想の晩年