いじめる子といじめられる子私は娘が小さい頃、小学校にあがるまで、いじめるよりいじめられる方が全然いいから…と言い続けてきました。
ただ今、愛娘は高校〜1年生〜(笑)
だってね、“ハーフ”の子どもに嫉妬していじめるというの、この国ではよくききますからね〜とりあえず、事前準備をしておいたというね(笑)
子どもの頃にいじめられ、つらく悲しい思いをしたことが、人生にとってプラスになっている人はたくさんいます。
いじめる方は逆ですがね
特に「女」である娘には、誰かがあなたの持ち物やお友達を取りに来たら、遠慮なくあげたらいいよ。そして、もし何か嫌なことを言いに来たら、
「そうやね」と、何かで張り合ってきたら
「あなたはスゴイね」と言って認めてあげればいいから。女ってめんどくさい生き物やからね…と、ことある毎に話してきました
親がきちんと我が子の変化に気づけ、守り支えることができ、十分な愛情を注いでいれば、子どもが学校でいじめられたとしても、私は大して心配はないと考えています。
そして自分の帰る場所、自分の居場所がある子どもなら、例え不登校になっても必ず何とかなります。心理学的には、ボウルビィの『愛着形成』ですね
問題なのはいじめる子です
実はいじめる子の方が心を病んでいることが多い。カウンセリングが本当に必要なのは、いじめる側なんです。そしてそういう子どもの親は、我が子が誰かをいじめているなんてこれっぽっちも思っていなくて、子どもも親の前では“良い子”でいることがほとんどです。
そしていじめる子の親は、我が子の心の変化に気づけない親です。
愛情のはき違えや過度の期待から子どもはストレスを溜めており、誰かをいじめることで発散するわけです。
自分の子どもは、いじめられていないだろうか…
仲間はずれにされていないだろうか…
学校でつらい思いをしていないだろうか…
親は我が子について、とかく被害者になることだけを心配しがちですが、いやいや、知らない間に加害者になっていることが、十分考えられるんですよ。
お母さん、
あなたのお子さんは、あなたに本当の姿を見せてくれていますか?
頼りなくてダメなところも、さらけ出せていますか?
弱音を吐いてくれますか?
あなたの前で頑張りすぎてはいませんか?
そして誰かを…いじめてはいませんか…