私のROCK仲間は、まぁまぁ笑っています...この国の女子として生まれたけれど、王道と言われるジャニーズ事務所にはまったくハマったことはなく、日本を代表する歌手やミュージシャンの曲も、カラオケで歌うためにしか聴いたことのない50代の私が、日本のエンターテイメント業界で初めて応援したいと思った会社がこの『株式会社BMSG』
CEOを務めるのはSKY-HI、日高光啓さんという方。2021年の4月まではまったく存じ上げませんでした
それが今ではね…
音楽好きの叔母のお陰で、幼少の頃から音楽が流れる環境にいた私叔母は現在60代後半、両親が超多忙だった私は母の実家で過ごすことが多く、そこでは常に日本のフォークが流れており、叔母はレコードをかけてそれを口ずさみながら私の相手をしてくれました
吉田拓郎
井上陽水
チューリップ
かぐや姫
などなど
そのせいか私はこの国の普通の小学生より、音楽には敏感であったと思います。時代は歌謡曲と演歌、もちろん聞いていましたよ、山口百恵、松田聖子、中森明菜、たのきんトリオとかね。まぁみんなが聞いていますから、ある意味日本人として義務的にね(笑)そう考えると、叔母が嫁いでからは私の生活から良質な音楽は無くなってしまっていたということになる
昭和の小学生ですから自分で音楽を求めることはなかなか困難なわけで、少しの間はステレオタイプな日本の小学生であった、いや、演じていたように思います。ところが、そんな日々を送っていた私の脳みそに衝撃を与えたのが、小学校高学年の時に同級生の男子が教えてくれたYMOだったのです一応邦楽ですけどね(笑)邦楽違うでしょ(笑)
そこから中学生となり、まぁ時代はヤンキーの全盛ですわつらかったな~
ファッションも音楽も、その時代の空気感すべてがしんどかった…一生懸命合わそうとしていた自分が、とてもカッコ悪かったと今になって思います。いえいえ、もちろん私はヤンキーではありませんでしたよ、でもね、何だかそれをイケてる風潮として受け入れなくてはならない雰囲気が、気持ち悪かったんだと思います
ある日、ヤンキーな女子達に呼び出されましてね、生意気やと言うてビンタをされた経験あり…
まぁ今となってはそれも私の持ちネタになっているので、とりあえずは感謝することにしています(笑)
そんな違和感満載の中学生活でしたが、この頃に刺激的な音楽との出逢いがあったのです。そう!『洋楽』との出逢いですノエビア化粧品のCMで流れるシーナ・イーストン
今振り返っても、ノエビア化粧品のCMで使われた数々の洋楽のセンスは素晴らしすぎる
そこには後にハマりまくるカルチャークラブ、デヴィッド・ボウイ、ブロンディ、クイーンの曲なんかも起用されていますね
1980年代に入ってから私の洋楽人生が始まります。それも完全に英国寄り
まずは『ニューロマンティック』、時代は前後しますが、あくまでも私の音楽年表ということなのでご容赦くださいませそこから『グラムロック』『ハードロック』『ニューヨークパンク』『ニューウェイブ』…地元を出るまではこんな感じです。でもこれね、地元の中高生女子ではマジで共感し合える友達はほぼおらず、私の右脳はまぁまぁ孤独でした
実は時を同じくして、日本のロックバンドも聴いていましてね洋楽一辺倒というわけでもなかったんです。気づけば基本はNO MUSIC NO LIFE
オタク気質も手伝って色々と探し求める人ですので、与えられたものだけでは納得しない
ちなみに、私が聴いていたJapaneseの方々は...
レッドウォーリアーズ
ストリートスライダーズ
ブルーハーツ
RCサクセション
などなど
ちなみにサザンオールスターズは、アルバム”綺麗”だけハマりました(笑)
そして私は高校を卒業し都会の専門学校に進学、ここから私の音楽人生はさらに広く深くなっていきますそして進学先が服飾専門学校だったということも、私の感性を刺激し磨いてもらえる結果になったと思うわけです
西日本各地から、将来ファッションを仕事にしたいという若者がやって来ているわけですからね芸術的センスには自信がある、知識も豊富、カッコよくなるための努力は怠らないYoungs達が集う学び舎は、地方から出てきた私にとっては本当に刺戟的で楽しかった。今も友情が続いている友、その繋がりからの友もたくさんいます
感謝やね
もちろん勉強もがんばりましたが、遊びもがんばりましたよその中でもライヴコンサートとクラブに行くことで、私の音楽に関する感性は磨かれていきました
服飾専門学校生の頃は、好きなものが似ている友に囲まれていましたからね。ファッション、音楽、映画などについて仲間たちと語り、そこからさらにカッコいいものを求めていく作業は本当に楽しかった。そして卒業、就職のため上京しますが、相変わらずのNO MUSIC NO LIFEな人生は続きます
『マッドチェスター』と『グランジ』は、とにかくすごかったなぁ~
To be continued.