私が『心理学』を志したのは、自身が経営、指導する英会話教室の生徒さんと保護者さんに、英会話指導と並行して、様々なアドバイスができる人間になって人生をより良く生きるサポートをしたいと思ったからです
“子は親の鏡”というのは真実で、いくら隠そうとしても分かるもの…
これは私の育ちと前職の影響もあり、人間観察が大好きそして外見と所作、言葉づかいなどの変化に気づく能力はなかなか高いと自負しています。
なので私はいつしか「生徒」という鏡を見て「保護者」や「学校」のことが分かるようになってきて、子どもを見た直感から、両親の離婚、友達とのいざこざ、学校の先生との関係、恋愛の悩みなど、何かの問題が子ども達の中で現在進行中である場合、それを察知してきました。
そして危機感を持った時は本人と話したり、お母さんに連絡、アドバイスやサポートを必要としている時は自分のできることをし、励まし、解決した時は一緒に喜んできた16年間
私の力及ばずのままで、教室を卒業していった生徒さんもいます。そして卒業してからも、関わらせていただいている生徒さんとそのご家族もありますここはご縁かなとね…
その経験が私の『人間力』になっているそして今では自分の家族、そして自分自身のことまでサポートできるようになってきたまさに“経験”の賜物、本当にありがたいことです。
うちの父=毒親は叩き上げの人ですから、とにかく“経験”にまさるものはないを豪語しております。まぁそれは正しいのですが、父の場合は、そこに様々な自己防衛機制が働いているわけです
だから残念なことに、それで人をねじ伏せようとするもんで、聴いている人の心にはスッと自然に入っては来ない。だってそれはある意味“暴力”ですからねほんで「わしが正しい」丸出しやし
そこで私の最近の手法は、まずある程度は“傾聴”の姿勢を見せる。でもそれをし過ぎると、喋りまくってトランス状態になって自分に酔う→これ、アスペルガー症候群とともに生きる人の特徴の一つこちらが聴き続けたら、何時間でも喋り続けますからね〜
なのでタイミングを見て大げさに“受容”、認めることで、こちらにマイクを持たせていただく
「ほんまほんま、その通りやと思うわ!じいじはスゴいなぁ〜!実は私もね…」からは私の番(笑)
そこで父が経験したことのない、私のスキルに伴う体験談を話し、私も叩き上げだと、大した学歴や経歴なんかないと、バカにされたことも、偉そうにされたこともあると…“経験”ってスゴいよなぁ〜ってね
そして私達は“仲間”だと
家族という“同志”だと
だから一緒にがんばろうと、ケンカしててもしゃーないやんもうばあばは死んだんやからな…
最後のは効くで…
私はちょっと意地悪なんです。
だって、まだまだ憎しみはなくなっていませんからね、私は自分の心には嘘はつけない。最後にチクリとやるでもそうすることで、自分の感情をコントロールできているんです。“いい娘”になんて、サラサラなる気はありません。
自分の首を絞める“プライド”や“美学”は、自分だけではなく周りを苦しめることにもなりかねない。そんなんやったら、捨ててしまえと思っています。それを少しずつ言葉を変えながら、父に言うようにしています。
もう心を楽にした方がええよ…とね
そんなに優しくは言うてませんけど(笑)
私はね、ちょっと意地悪な娘でいこうと思っています(笑)無理しすぎないのそれが私の親孝行のやり方であり、復讐であり、世界平和なのです