これから、絶対いじめられるからな

負けたらアカンで

そんな奴らには、アホか!て言うたれムカムカ

キミらはスペシャルやから、なんにも心配することはない

ほんまにスゴいんやからな

 

関西人…それも南部出身による、上記の濃ゆい関西弁はお許しください。しかしそのままお伝えする方が、臨場感、及び母の心意気をお分かりいただけるかと。

 

子ども二人が小学校に入学する前、私がよく言っていたことです。

 

母親なりに先を見越して、子ども達に降りかかるであろう出来事を事前に伝え、心構えさせるということを努めてやってきました。しかしこれは、未来を心配し、不安に思うのではなく、未来を創るための準備です。

 

じゃあ、その出来事が実際起こったら、こう対処して、こうしよう、こうしたい、こうなりたい…そういうことを、よく親子で話してきました。

 

でもそれは決して、“深刻に”ではない、“真剣に”です。深刻になると人間の思考はネガティブになり、どんどん悪い方にいき不安になってしまう。しかし真剣になると、なんとかいい方向に持っていこう、うまくいくようにしようと前向きになる。

 

これは実は、ポジティブ思考と同じではありません。ただ単に、「なんとかなるさ」では問題は解決しない。そうする!そうなる!と決めるということであり、想像力&創造力なのです。それをきちんと考えた上でのポジティブ思考「なんとかなるさ」は、きちんとワークします。

 

ネガティブに考えてしまうことは、決して悪いことではない。じゃあ、そうなりたくなかったら、自分はどうすればいいのかということを、あらかじめ決めておくんです。

 

あれと一緒ですよ。もし地震が起こったら、私達家族はこの場所に集まることにしよう…みたいな。防災対策とでも言うべきか。

 

私は今年の春、短期研修のため、単身ヨーロッパ5カ国を周った息子には、この思考があったことが役に立ったと思っています。

 

そして、トラブルが起こったときは連絡を取り合い、息子自身がどう思い、どうしたいのかということをきき、保護者として、それでいこう!と最終決断をして解決してきました。何度も、冷や汗をかきながらですがね 滝汗

 

引き寄せは、決してその子が持つ“運”だけで起こるものではないと思っています。これまで大切に育んできた思考パターンと価値観が、そのとき必要な情報を引き寄せ、進むべき方向に導いてくれるんです。

 

引き寄せる子どもは、色んなことを日々考えています。大人から見ると、アホなことも、しょーもないこともいっぱいね。ポケットには、ドラえもんのようにたくさんの道具があった方がいい キラキラ

 

だから見つける、選べる、そして前に進めるんです。失敗は人生の肥やし、根気よく付き合ってみましょう。