結局、常に「今これテンション上がる!」っていうやつをやってる。

 

 

 

たっくん

「マタハリのさやかさんが、めっちゃいい絵描くんすよ。」

 

すぎ

「あ、そうなん。へー。」

 

たっくん

「やばいっすよー。おかしいっすよー。(さやかさんのインスタを見せてくれる)」

 


すぎ

「おおーっ(笑)。やばっ。えーやば!マジで?すげーな。うーわっ。」

 


たっくん

「いけてるっすよねー。キてるなーと思って。


この人の場合、もう完璧に世界観が確立されてるっすよね。この絵を見て、『さやかさんの絵』って言われたら、まあわかるじゃないすか。

 

こういう人たちを見たら、(それに対して、)まだ俺っていろんなやつ描いてんな、とか、作ってんな、とか、思うっすね。

 

(インスタの自分の作品見ながら)こんなんとか全然(スタイル等が)違うじゃないっすか。

 

だから結局、常に、「これ描きたい」っていうか、「今これテンション上がる!」っていうやつをやってるかが多分違い(なのかな)。

 

やから、やっぱいわゆるそういう(やることを定めている)人たちと(自分を)比べたら、クオリティとかも俺の中ではやっぱり全然で。

 

これ(自分の作品の一つ)とかは自分で好きすけどね。

 


たっくんの絵



これ見て、Slim Boogieと幸さんがウォーってなってくれて。

 

めっちゃ嬉しかったっす(笑)。そういうのでなんか、あっ、て。自分のオナニーで周りの人達が気持ちよくなるっていう(ことが感じれて)。

 

あとやっぱ(作成している)途中が良かったりするんすよね。

 


これ(作品の一つ)は最終的に切り刻んでこうしちゃったんすけど。

 


切り刻む前と切り刻んだ後



これ描いたのはオーキードーキーの時か。これが好きやったっすねー。」

 

 

 

 

 

 

 

油絵の具はどうにも専門知識がいるな、って感じて。それだけ威力出せるものとしてクレヨンが僕はマッチしたんすよね。

 

 

すぎ

「いろんな媒体で描くよな、たっくん。」

 

 

たっくん

「うんー。あ、これもなー。THE INTRNETsyd

 

sydの絵



(本人から)コメントきたんすよ。めっちゃ嬉しかった(笑)。

 


これも割となんか好きやったり。」

 

クレヨンで描いた絵

 


すぎ

「これは何で描いてんの?」

 

 

たっくん

「これはクレヨンっすね。」

 

 

すぎ

「クレヨンでようこんなん描けるなー。」

 

 

たっくん

「クレヨン・・・アクリル・・・どっちもいいとこあるなあー。

 

そもそもクレヨンで描こうと思ったのが、油絵の具とかの威力はやっぱりすごいなって思ったんすけど、どうにも専門知識がいるな、って感じて。薬品とかいるし。

 

一回、百均で油絵の具が売ってて、使ってみたんすけど。油やから、どんっだけ時間が経っても乾かないんすよ。」

 

 

すぎ

「あ、なるほど(笑)。」

 

 

たっくん

「いつ触っても、っおーう、てなって(笑)。『どうしたらいいのこれ?』みたいな感じで。

 

ま、でもこれ、今思ったらおもしろいな・・・

 

今話したきっかけでもしかしたら(油絵の具)やるかもしれないすけど(笑)

 

 

あとは、絵の具の不便さ、めんどくささ。

 

絵の具出す”、”筆”、”つける”、”描く”。

 

思ったことを外に出すまでにすごいいろんな回路を通らなあかんのすよね。」

 

 

すぎ

「あーなるほどなぁ。」

 

 

たっくん

「で、(描き終わったら)今度はそれを掃除せなあかんとか。

 

誰がその体力残しとくねんっていう(笑)

 

 

 

それで、それだけ威力出せるものとしては、木炭とオイルクレパス、クレヨンが僕はマッチしたんすよね。

 

あれ(=クレヨン)はほんでね、すごい、面白いんすよねぇ。

 

描いてて、最後の方になってくると、自分の体温で最後(クレヨンが)柔らかくなるんすよ。

 

それがめっちゃこうマイルドになったりするんすよ。

 

そういう面白さとかもあって。

 

最近そこまで描き込んでないすけど。

 

 

あと、(クレヨンは)売ってあるままの色を買ったら、そのままその色が描けるじゃないすか。

 

 

まあでも、絵の具やったら、(すでに描いてある絵の)そのまま上から一気に塗れるっていう重ね塗りの面白さもあったりするし。

 

あと、色どうこうじゃなくて、物質的な特徴で、液体だから、描いてある絵の具を乾くまでに削ったりしたらこうドロドロっとなったりするとか。そういう面白さはあるっすね。

 

 

まあ、クレヨンが一番、直感的に使えるかなあ、って思うっすね。」

 

 

すぎ

「色鉛筆とかとはまた違うんや。」

 

 

たっくん

「色鉛筆やとやっぱり生々しさが出しにくかったんすよね。繊細というか。うん。

 

バン!ってこうパワーを出したかったんすね。

 

色鉛筆だと、僕の力で描くと、芯が折れてすぐ終わるんすよ(笑)。

 

ってなると、必然的にやっぱクーピーとか、あの辺はもう完璧スルーみたいな。

 

たまにあったら面白いすけどね。うん。

 

 

あれ(クレヨン)はやっぱ威力出しやすいというか。

 

あと、クレヨンで直接描いただけの状態と、それを今度こう手で伸ばした時とで、またもっとおもしろくなったりもするし。

 

一応、クレヨンも削れるっちゃ削れるし。

 

うん。面白いっすねえ。

 

クレヨンは幼稚園の頃から使ってたやつっていうのも、なんかね。

 

画材屋さん行かなくても、ライフで買えるし(笑)。」

 

 

 

 

 

 

 

「魔法」って昔から言われてるけど、それってもしかしたら”アーティスト”のことが”魔法使い”って言われてたんじゃね?』ってふと思って。

 

 

たっくん

「最近、元輝の絵を見た時に、すご・・・かって。

 

めちゃめちゃかっこよかって。

 

(元輝の絵を見せながら)『やば!!』ってなって、これ。

 

『バスキアですやん』って(笑)。

 

ほんまに、字の感じとか。

 

これにすごい、テンションが上がってしまって。

 

で、これを見て、なんにもないところから(元輝が)これを描いてるところを想像したら、すっごいワクワクして。

 

なんかもう、(その様子って)魔法を使ってるように見えんねやろな、って。

 

 

で、その時に、『あ、「魔法」って昔から言われてるけど、それってもしかしたら”アーティスト”のことが”魔法使い”って言われてたんじゃね?』って俺の中でふと思って。

 

実際(魔法という言葉が)あるんやから、使ってる人もいたはずやし。

 

で、昔は、それ(魔法)が、普通の人が、普通にやってたらやりにくいこと(のこと)やったんじゃないかって。

 

それは”歌を歌うこと”もそうやし。

 

アーティスト”って言われてるような人たちが、昔は”魔法使い”って捉えられとったんちゃうかなって。

 

それで、大事に崇められとったり、まあ逆に殺されたりとか。人間がこんなことできるわけがないってなったりとかね。

 

アーティストって昔はそうやったんちゃうかなって、最近ちょっと思って。

 

なんなら儀式の時にやっぱり、「音楽」と「踊り」と「絵」が必要だったりするじゃないすか。

 

・・・今さらって言ったけど、自分ですげーなって思いました(笑)。

 

ああ、俺全部好きやーっとか思って(笑)。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖いっていうものの概念がこの数年変わったというか。逆に今『水族館』とか『海』がすごい怖くて。

 

 

たっくん

「こういうこと(=絵を描いたり)をするようになって、怖いっていうものの概念がこの数年変わったというか。

 

極端なことじゃない限り、お化けとかが怖くなくなった、とか。

 

逆に今怖いものっていうのが、前にこれみんなに話したことあるんすけど、『水族館』とか。『海』がすごい怖くて。」

 

 

すぎ

「え?!そうなん。」

 

 

たっくん

「うん。

 

勝てるわけがない、と。

 

深海とか。

 

ちっちゃい時からそうやったんすよね。図鑑でも見れなかったんすよ。写真でもそうやし。深海の写真が。

 

っていうのも、今となって考えて見たら、やっぱりもう、エネルギーがすごすぎて。

 

もう完璧に別の生き物、『バケモノ』のフィールドやから、存在そのものが。

 

まずだって、(海の中じゃ)息もできひんやんって。

 

それで水族館も行かれへんくて。

 

行ってみようかなと思ってちょっと(水族館の)映像とか見てみるんすけど、怖すぎて。

 

別にね、昔海で溺れたとかはないんすけど。

 

あれはなんか、最近思う”恐怖”っすね。

 

なんか、独特というか。

 

なかなか共感されたことないやつっすね。

 

なんかすごいっすよね。あんな巨大生物が・・・ねえ、すっごいじゃないすか。

 

神秘的っすよ、もちろん。

 

ちょっとこう、興味はあるんすけど。

 

だから多分、10年後とかになんらかの形で興味を持ちそうな気はするんすけど。」

 

 

すぎ

「へー。それは、南国の海とかでも同じなん?」

 

 

たっくん

「浅瀬とかやったら、全然いいんすけど。

 

深海っすね。

 

水族館が無理やからなぁ。

 

水槽は見れますけどね。」

 

 

すぎ

「水族館が無理かー。すごいなぁ。」

 

 

たっくん

「あの迫力が・・・『怖い怖い!』ってなって。

 

見る夢とかもすごい夢やったりするんすよ。

 

なんかねぇ、一回見た夢で、海底を歩いてるんすよね。そんな深くはないんすけど。

 

水面が体育館の天井くらいの高さかな。

 

そこを歩いてるんすけど、そこにこう、螺旋状にこう、渦巻状にこう・・・『生態系』みたいなのがあるんすよ。

 

バーってこう、なんつーんすかね、『食物連鎖』じゃないけど。そういうのがあって。

 

もちろん普通の魚とかいろんな生き物も泳いでるんすよ。

 

で、その辺を歩いてたら、それが全部急にこう、ブワーって、崩れてきて。

 

今でも覚えてる、いつ見たかわかんないんすけど。

 

ダーって沈んできて、その『生態系』もガタガタガタって崩れてきて・・・

 

 

っていう夢っす(笑)。」

 


すぎ

「(笑)。」

 


たっくん

「どんな夢見とんねん俺、と思って(笑)。すげー夢見んなとか思って。

 

だから、自分の見る夢とかも、めっちゃ面白いっすね、なんか。怖いけど。

 

なんかよく、アーティストとかで、枕元にメモ帳置いてるとか(あるじゃないすか)。(寝てる時に)歌詞が浮かぶとか。

 

そんなんじゃないけど、ほんまに絵を毎日めっちゃ描いてた時は、目をつぶった時に、イメージがめっちゃ動いてきて、っていうのがすごいはっきり見える時期が一回あって。

 

あれは面白かったすね。

 

(アートを)やったらそんなことなんねやって。

 

絶対音感だとか、そういうんじゃないすけどね。

 

感覚ってやっぱ、磨けばすげーことなんねんなって。

 

第六感じゃないけど。

 

(なんかそういうの)あるぞって、思いましたね。」

 

 

 

 

 

 

KOUさんのダンスを見て、『ほんますごかったっす、やばかったっす』って伝えたら、『いやー、(君も)同じ人でしょ?』って。

 

 

たっくん

「今年はでも、KOUさんとかRIONんとかとなんかしそうやなって気がするなあ、なんか。」

 

 

すぎ

「うん。そうやな。」

 

 

たっくん

「やっと出会った、みたいな感じ(笑)。改めて。

 

初めてKOUさんに会った時はちょっと苦手やなって思ったんすけどね。

 

こないだLOUD MINORITYで久しぶりに会った時に、すごい心地よかって。

 

なんすかね、極端な言い方すると、テレパシーじゃないすけど、会話しない空白の時間があるんすよね。

 

そのあとなんかきっかけの言葉を言って、それでなんか(お互い目を合わせながら頷き合う)みたいな(笑)。

 

はたから見たら、なんなんゲイなん?っていう(笑)。

 

なんかあの感覚は(今まで)なかったなぁ。

 

最初会った時は、やっぱそれがいき過ぎてて、向こうが。すごい(感覚が)宇宙人やなって(思って)。

 

すっごいリスペクトはあったんすけど。

 

今思ったら、(自分の感覚がKOUさんに)割と追いついてきたんかなというか。

 

LOUD MINORITYで会った時)KOUさんびっくりしてて。あれ?みたいな。

 

LOUD MINORITYでのKOUさんの)ショーが、ほんまにすごかって、音とかも。

 

でも、それを(自分が)すごいと思うのは、(自分が)掘り下げてる部分が結局(KOUさんと)一緒だからな訳で。

 

昔(コウさんと)出会った時と比べて、そこがすごい自分の中で変化してて、KOUさんも多分そこにすごい反応したんやろなって。

 

『言葉交わさんけど、目が合ってそれがなんかわかった』みたいな感じっすよね、なんか。

 

まず俺とマーテンに会った瞬間、『あ!』みたいな。

 

『相変わらずなんかすごい目をしてるね、2人は』みたいな、すごい独特な言い回しをしてて。

 

それを言うか、って思って。おもろいなーとか思いながら。

 

とか言いつつ俺も、KOUさんも久しぶりに会ったらすごい目してるなって思いましたけど。

 

で、僕が携帯いじってる時に(待ち受けの)坂本龍一の画像がちらっと見えて、え!みたいな感じで(KOUさんが)反応して。

 

で、そのあと(LOUD MINORITYでのKOUさんの)ダンスを見て、ウワーってなって、本人に、『ほんますごかったっす、やばかったっす』って言うの伝えたら、『いやー、(君も)同じ人でしょ?』みたいな言い方をしてきて。

 

そうでありたいみたいなことを言ったら、『いや、同じ人だよ』みたいな。

 

それで、(そのあとKOUさんと色々)話してたら、『あれ?掘り下げてる部分が全く一緒だ』ってなってきて。

 

だからなんか、(今年は何か一緒にやることに)なりそうな気がするなーと思って。」





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