本日も人生は不思議なり | やちぼうず、食道がん”ゆるゆる療養食生活"&ケアラーのひとりごとブログ

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家族の食道がん術後闘病介護から「食事は栄養補給!」を実践中。
“庶民派“闘病・療養食にまつわる試行錯誤、「高タンパク高カロリー」食、ケアラー視点の食事と所感備忘録をつづります。
*食べ物の記述は素人の感想です。ジャンクフードも出てきます。

 

前回、「人生の不思議」について書いた。

本日は、また新たな「光」がやってきた。

かなり太めのサンピラー的な衝撃。

 

かつて手がけた仕事(文章作成)をある方が目にすることとなり、その仕事の依頼者とその知人を通じて、ご本人から直接感想を聞く機会を得た。

 

数年前、随分と苦心しつつも楽しみながら関わった仕事で、依頼者に納品した時は満足感でいっぱいだったことを思い出す。

依頼者にも満足していただき、出来上がったモノは、ひとたび自分の手から離れてしまえば、その後に手に渡った(目にした)人それぞれのものとなり、それ自体が届いた人に合うカタチとなって羽ばたいていってくれたら、と、それきり、深く思い出すこともなかった。

 

しかし、まだ会ったことがない方から具体的な感想を伺い、仕事を手がけた当時の状況や気持ちがありありと蘇った。

ああ、そうだった、そうそう、こうだった、と再びその時の体験を繰り返しているかのような錯覚にさえ陥った。

それと同時に、あのとき手がけたことが、こんな具合に時を経てブーメランのように戻ってきてくれたことは、言葉にし難いほどの感動でもあった。

 

そして、そう、再び、直接お会いしたことがない、これまではご縁がなかった方から、その文章のどんなところが興味を引いたのか(つまりは褒め言葉)を詳しく知らせていただいたことで、身体にエネルギーが充填されていくような感覚を覚え、またもや「人生の不思議」によって助けられていることにも気づいた。

 

もちろん、自分の嬉しい気持ち、わざわざ直接伝えようと伝手をたどっていただいたことへの感謝の気持ちはご本人に伝えたが、おそらく、まぶしいサンピラーのような衝撃を受けながら感謝していることは、その方は知る由もない。

 

サンピラーさんの言葉を通じて、しばらく忘れかけていた仕事や生活についてのあれこれ、生活スタイルや人生観についての感覚もまた蘇ってきた。

 

それにもうひとつ。

1年越しでお願いしていたリンゴ農家さんから、もぎたてのヒメカミリンゴが届いた。

農家さんから直接配達してもらったので、フレッシュ極まりない。

これからしばらく、美味しいリンゴを惜しげもなく毎日食べられるかと思うと、それもまたウキウキする。

 

あちこちへ無数に繋がっているらしい「縁」というものを改めて実感している。

年に数回しかお会いしないヒメカミさん、まだお会いしたこともないサンピラーさん、どうもありがとう。

 

それでも人生は続く。

それでもライフ・イズ・ビューティフル。

 

やちぼうず