寒さを逃れやってきたはずの浜通りいわき。

 

U-11プレミアリーグ会場には、寒風と雪が三つ指揃えてお出迎えしておりました。

 

それでも人工芝の緑がまぶしく顔を出しているだけ有難いものです。

 

「心燃やしてプレーしなきゃ、身体凍えて終わっちまうぜ!」

 

そう告げながらAチームを送り出しましたが、凍えたのはベンチで座る私のみ。

 

こちらが感心するほど、寒さ吹き飛ばす勢いでプレーしておりました。

 

2試合行って1勝1敗。どちらもなかなかの戦いぶりでございます。

 

立ち振る舞いも良かったですし、眉毛をキリッとさせながらプレーしておりました。

 

コミュニケーションもよく取れるようになってきましたし、みんなハードワークしております。

 

あとは、最後に至る質の向上ですね。

 

そこがこれから先の勝負を分けていく「絶対的な違い」になってくるかと思います。

 

ってなわけで、まぁ伸びしろばかり。

 

さてさて、Bチーム。

 

眉毛がへの字になっております。

 

なので、個の怖さが行方不明で見当たらないのよね。

 

攻撃態勢じゃなく、緊急避難態勢とでも言いましょうか、ちょっとオドオドした感じ。

 

「おれ、相手をギャフンと言わせちゃうもんね~♪ そう、何度でも♪」

 

この感覚からすごーく遠いところに心があるようです。

 

なので、慌てて避難して転んで将棋倒し!みたいなシーンが多く見られました。

 

おーい!戻ってこーい!

 

Bチームは顔に化粧させなきゃならんね。

 

Aチーム、Bチーム、確かにそれぞれの差はある。

 

でもね、それって意外とちょっとした差なのよ。

 

こうした立ち振る舞いだったり、心の置き場所だったりさ。

 

それが少しずつ自分を作り出す違いになっていくのよ。

 

AでもBでも、やっているのは、どちらもサッカー。

 

その時その時、そこにいる場所で、そこにいる仲間で、最高の攻撃態勢見せなきゃ。

 

病は気から。

 

とりあえず、次の練習から凛々しい眉毛付け足して登場しましょう。

 

こんな感じ・・・。

 

 

 

 

 

by paris