本日はU-11郡山市新人戦の決勝戦。

 

始めに結果から申し上げますね。優勝でございます。

 

U-11の選手ならびに保護者様、おめでとうございます。

 

今日は大いにお祝いしてやってください。

 

さて、重視している内容の方ですが、とても見応えのあるものでした。

 

もちろんそれは、うちのチームだけで作り出せるものじゃないですよ。

 

お互いのチームがしっかりとサッカーをしてきたことで生まれたものです。

 

そう意味では、どちらが勝っても良い内容だったと言っていいんではないでしょうか。

 

非常に素晴らしかったのは、お互いがハイプレッシャーで球際の戦いを終始していたこと。

 

この年代で、あのような試合を最後まで表現できたのは、本当に素晴らしいことです。

 

最後までというのが一番評価できます。

 

この持続力、なかなかやれるもんじゃありません。

 

ベンチから選手の尻を叩くようなコーチングもしておりませんので、選手自身の力でしょう。

 

もちろんハイプレッシャー故にミスやボールロストも多く生まれています。

 

でも、当然ですよね。ハイプレッシャーですもの。

 

そうした中で選手は、必要なことを感覚で知れますし、上達の糸口を考えられるのです。

 

また、チームの課題を同時にちゃんと取り組んでいたことも良かったです。

 

やはり、子供というのはしっかりと導いてあげれば出来るんですね。

 

とにかく、良いサッカーの時間を過ごせていたと思います。

 

話しはピッチの外に向かいますが、「応援」ってすごいね。

 

応援が力になりました!なんて表現たくさん聞くけど、やっぱりその通り。

 

ワーキャー、いけーそれー!の声って選手に物凄く影響する。

 

特に感受性の豊かな子供ですから、意外と敏感なんですよ。

 

ですから、自身のチームへのワーキャーの声援が、相手チームの子供にも影響しているということです。

 

自分のチームはここぞとばかりに勢い付き、相手チームは精神的に追い込まれていく。

 

応援してる方は、別に気にも留めていないと思いますが。

 

応援しちゃいけないんじゃなく、どんな応援(声援)がピッチ内にいる選手たちのサッカーを邪魔しないのかを考える必要があると思います。

 

大人は子供を操作できます。

 

それは、監督コーチだけが出来ることじゃなく、応援席からも出来てしまうことです。

 

意図していなかったとするならば、無知を恥じましょう。

 

そして、こんな素晴らしいサッカーを子供たちだけで繰り広げられるという事実を見つめましょう。

 

何が大切なのか、何が必要なのか。

 

大人の考え方次第で、もっと子供のサッカーは豊かになります。

 

 

by paris