5年生、残念ながらまた負けてしまいました。
おかげで保護者もピリピリしております。
内容的には、「頑張るマン」対「頑張るマン」の構図。
ですので、互角の戦いは演じております。
そこで勝敗を分けるのは、どっかの瞬間に生まれる個の違いだったり、事故的なアクシデントでしょうか。
少年サッカーあるあるでございます。
今日も十分に警戒している中、同じ選手に3点も奪われました。
警戒している中やられるわけですから、相手がこちらの数段上なんでしょう。
こちらも勝ち越すチャンスがありましたが、相手も頑張ってますからね。
それでも2点奪われて2点を取り返したあたりは、こちらの頑張りも十分でしょう。
言ってみれば、どっちに転ぶか分からない展開。
敗因を考えるとすれば、相手がもっと頑張ったという評価でしょうか。
プレーの良し悪しやその要因はしっかりと伝えましたが、現状の力はちゃんと出してると思います。
選手たち試合中にこんな声を出していましたよ。
「頑張るだけになるな!」って。
判断をちゃんと下せ!下せるようにしておけ!ということですね。
分かってるんですよ選手も。
ちゃんと勝ち切るには、頑張る同士の戦いに巻き込まれてはいけないと。
分かっているんだけども、いざ自分のプレーになると、判断しきれなくなるんですね。
公式戦やトーナメントの緊張感と相手の力関係がそうさせるんです。
判断したい、でも難しい・・・。
その過程がその瞬間にあるから、苦悩やぎこちなさがプレーに見られるんでしょう。
多くの選手はそうした状況下におかれると、最終的に強引なプレーへと移行させてしまいます。
今回の試合が大方そうだったんではないでしょうか。
負けたのは誰のせいですか?
相手のせいでしょう。相手が上回っているだけ。
勝つためにそうして、したくても早々に出来なかったのが現状の自分たち。
蹴って走って身体投げ出して闘って。
こうしたサッカーは、常に相手の頑張りに左右されてしまいます。
「頑張るだけになるな!」
2対2の緊迫した状況下で、選手たちがそう伝えあってました。
それで良いんだと思います。
あとはそうした経験値と力を実践やTRでもっと引き上げていくことが必要なんでしょう。
選手も勝ちたい。保護者も勝った姿が見たい。
そのために選手は誰よりも苦悩してるんでしょう。
私たちがするべきことは、その苦悩が正しい方向かどうかを常に見極め、見守ることと、
その苦悩をネガティブに捉えないことです。
来週から始まる大会もありますが、そこで新しい苦悩が見られるような1週間が過ごせれば最高でしょう。
by paris