さて、本日は昨日に引き続きU-11/10のTr.M。
と、その前に。
U-12のTRが午前中にあったんですが、ある選手の行動に感心したんですね。
その子はTRに来るや否や、スタッフのところに来まして、こう話したんです。
「コーチ、今日妹の発表会があって、○○時には出ないといけないんです。」
驚いたことに、その時間は45分後でした。
もうすぐじゃん!の声に彼は。
「ほんの少しでも、サッカーはやりたいんです。」
そういって、きっちり45分間サッカーをやりきってお迎えの車で帰っていきました。
彼は、残念ながらレギュラーではありません。
6年生最後となる大会にも、エントリーされませんでした。
それでも彼にとってみれば、サッカーが好きだから当然のこと、と受け流すのでしょう。
今日も、忙しくて大変なのを承知の上で、ここに送迎してもらえるよう親にお願いしたんだと思います。
「どうぜ少ししか出来ないんだから、休めばいいじゃん」
そんな言葉が、どこかに転がっていてもおかしくはありません。
でも、彼の意志とそれを支える彼の家族は、「そうね、じゃあこうすれば行けるわね」と当たり前のように送り出したのでしょう。
よく来たな。
そう声を掛けましたが、こんな子を本当に大切にしたいし、もっと見ていてあげたい。
レギュラーとか上達度合など、色々なことが現状で生まれてくるけど、
僕、サッカー好きなんです。
そう訴えてくる子に、もっともっと愛情と手をかけてあげたいと改めて思いました。
そんな気分を持ちつつもU-11/10Tr.M。
相手が6年生ということもあって、“デカいし速い”に苦労して、早々に3失点。
一言で言えば、予測なんですね。
足の速い選手に、いつもと同じ対応では上手くいかないんだし。
それを促してからの2試合目以降は、だいぶ工夫が見られて改善されていました。
それにしても、最近の成長度合いには目を見張るものがあります。
これはU-11、U-10どちらもね。
力振り絞ってプレーできてるから、5年生の中に入った4年生なんかは途中からヘロヘロ。
こういうことが試合で生まれてきてること自体が成長ですわね。
とにかく、チャレンジしている選手が増えたことで、こちらも新しく気付きを与えられています。
さて、来週のU-11チビリン大会。
強豪相手ですけど、是非とも期待して応援してくださいませ。
ここからですよ、U-11とU-10の歴史を作っていくのは。
by paris