昨年のA型&B型のダブルパンチを大いに反省し、今期は気力に加え、予防接種で準備万端。

選手とコーチがノックダウンされる中、どうにか抜け出せた感のある今日この頃。

撒き散らされる花粉に気を使いつつも、ここ数か月の戦いに少しホッとしております。

あれは、喉の具合に異変を感じた2月下旬。

ここで迎え撃つのは、基礎体力の向上と気力の充実でしょ!と飛び道具の投入を決意。

幾年も眠っていた段ボールをこれでもかと開封し、やっとのことで探し当てた「炊飯器」。

そして、同じく見つけてしまった未開封の米袋。

2010年の印字に、カビさえなければイケるんじゃない?の甘いささやきにハサミが伸びるも、

前回缶詰で失敗しなかったかい?の天使の声に少年の冒険心を封印。

そんな訳でここ最近、炊き立てという神秘なごちそうを身体に注入し、内側にパワーを貯めております。

そんな訳で、もっぱら快調快調の日々でございます。

それにしても、山形の誇る「つや姫」。私こんな美味しいお米を食したことございません。

行方不明の計量カップによって、全てが目分量という絶妙加減も相まって、飽きのこない触感を日々創造してくれております。

休みなくガンガン働けておるのも、そのお蔭でございましょう。


さて、そんな身体が動いて仕方ないこの私。

昨日、2泊3日で予定されているジュニアユースの合宿1日目に、朝行って夜帰るの強行視察。

片道4時間の運転だけで計8時間でございます。

会場に着きますと、なんと同会場で湘南ベルマーレのU-18が試合をしてるじゃないですか。

もしかしたらと目を凝らした先に、いたんですわ、先日卒団した柴田徹が。

ちゃっかり10番付けてね。

監督さんと談笑しながら観ていましたが、なんのなんの、存在感抜群でございましたね。

それでいて、楽しそうに生き生きしてるんだから、嬉しくなっちゃうわ。

帰り際にガチッと握手だけして、さよなら。

伝えることなんて何もない。ちゃんとベルマーレの選手になってました。

あとは、遠くから応援するのみです。がんばれよー!


さて、我らのU-15軍団。

コーチの方からは、先日のTr.Mでなかなかのプレーを見せてくれたとの報告。

「やつら、なかなか良いよ。負けたけど、強くなるって感じたね」

そんな感想をしていたほどですから、こちらも楽しみに観戦。

試合が始まりますと、戦い方が全く変わっておりました。

意欲的というか、積極果敢にプレーしているんですね。

今季からFWに変わった2年生の選手なんか、誰よりも声を出しながら、味方を勇気付けたり鼓舞したりしてるんですね。

こういう選手がいるといないのでは大違い。

まだまだ力不足なところも多いですが、間違いなく素晴らしい選手です。

トップ下に抜擢された新3年生も良かったですね。

メッセージ性がありましたし、それを持続できる力も備わってきました。

こういった選手も、そのうち良い思いをするのでしょう。

内容の方は、総合的に力負け。

相手は埼玉で1位のチームだったり、関東の常連だったりで、相当強いんですから致し方なし。

部分部分では、良くなってきているので、あとはそれを追求できる力が必要なんでしょう。

今はまだ全体を見渡すと、追求できる選手と出来ない選手が一目で分かる状態です。

多少の自覚はあるんだろうけど、さらけ出せないというか、その辺が勿体ないね。

自立を促すほか手立てなし!コーチ陣のもっとも重要な指導でございます。


試合の合間には、懇意にしている流通経済大柏高校のGKコーチに無理なお願いをして、うちのGKを40分ほど特別レッスン。

「素質はありそうだから、これからもっと伸びそうだね」

とガム一個で請け負ってくれました。

色んな角度からアプローチがあるっていうのは、選手にとって有意義だわ。

こうした合宿や多くの対戦相手、対峙した選手、監督、コーチ。

そうした経験を体験に終わらせることなく、経験値に変えて逞しく成長して欲しいと思います。

やる気スイッチが一個増えたわ!

それだけでも成長なんです。

さぁ、今日は2日目。今頃どんな経験値を手にしているのでしょうか。

明日は、別のコーチを送り込むとしましょう。


by paris