今週末行われたU-15クラブユースのグループリーグ予選。

土曜日の試合に勝利し、本日の試合で引き分け以上ならばグループリーグ首位通過が決定。

良いモチベーションで進められましたが、残念ながら結果は敗戦。

月末に予定されている2位トーナメントからの決勝トーナメント進出に挑むことになりました。

さて内容の方ですが、敗戦を決定付けたものが2つあります。

ひとつは、走力。そしてもうひとつは、球際の強さ。

このふたつが、後半の勝負を決定付けました。

身体の小ささ、怪我明け、こうした言い訳を挙げることも簡単ですが、

最終的にはこうした部分が、拮抗したゲームを決定付けていきます。

失点の場面を振り返ると、その前の場面でことごとくイーブンボールを失っています。

ボールの取りどころを作り出し、数的有利な状態に追い込めた。

…でも取り切れない。

相手が後ろから追ってきている状況、…でも先に触られてしまう。

誤魔化しが利くチームとそうでないチーム。

それがゲームを決定付けていきました。


ほんの紙一重なのです。

そこで勝つか負けるか、ちょっとした場面なんですけど、それがゲームを動かしていきます。

走力や球際の弱さをカバーするもの。

それは技術や戦術…でも、そうじゃない。

それをカバーするものは正直何ひとつないです。

走れないといけないし、球際に強くなくちゃならない。

それが出来て、初めてサッカー選手です。

言い訳なしに、身に付けなければならないサッカー選手の絶対的な条件です。


2位トーナメントまで、2週あります。

拮抗したゲームを勝ち取るためにも、突き詰めていかなければなりません。

今回の2試合では、1年生が2名スタートで出場しました。

チャンスはいくらでもTRの中で転がっています。

ベンチ入り25名の中から、新たな選手が出てくるよう期待しております。


by paris