昨日のTr.M効果が表れてくれるでしょうか!?

そんな期待を持って、今日はU-13のTr.Mをメインに見て参りました。

と、その前にU-14メインを最初に観戦。

のんびり健康サッカー。花見気分と同じですよ。

ゴール前の攻防になっても、心の温度に変化が見られないんですから。

サッカー選手にとってゴール前は、取るか取られるか、刺すか刺されるかの境地。

そこに近付くだけで勝手に温度が変わるようじゃないと、勝負の世界に身を置ける選手じゃないね。

そんなことをベンチで選手たちに真剣に論しておりました。

U-13選手たちはビビっただろうなぁ。


その後にプレーしたU-13のチビッ子たちの様子はと言うと。

昨日とは雲泥の差を見せてくれましたねぇ。

サッカー選手が1人しかいないよ!と論され、U-12にも完敗した彼らでしたが、

昨日と今日のベンチ前が確実に生きたんでしょう。見違えるようでしたよ。

試合の本数も多く設定しましたが、最後までパワーダウンしませんでしたし、

彼ら自身がどんどん声を出しながらプレーの改善を図ってくれました。

これって簡単なことなんですが、プレーの中でそのことが必要に迫られてるからなんですね。

どう言うことかというと、

サッカーの本質を常に追求しようとすれば、自然と「どうすべきか」を迫られるということです。

「どうすべきか」が分かったとしても、出来るか出来ないかは別ですよ。

でも、みんな試合を進める毎にちゃんと分かってきて、声を出し合い、要求していたんですね。

そこには、心の温度の変化が常にありました。そうすると、自然とタフにもなれるんです。

出来ないことの方が多いU-13の子供たちですが、必要に迫られたからこそ、

何が自分に必要で、何をこれから身に付けなければならないのかが、ハッキリと分かったと思います。

今日はなかなか良いものを見せてもらいましたが、次の上積みに向けてTRを構築していきましょう。


さて、U-15はと言うと、会場を移動して高校生とのTr.M。

相手は、1年生のAチームだけあって、非常に強くて速い。

ちょっとした隙を見せると、すぐにやられました。

これぞ、刺すか刺されるかの境地です。

アタフタしてる時点でもう駄目。

色々な課題はあるにせよ、全員に刺し違えるくらいの覚悟が欲しかった。

でも、こんな経験をさせてもらえるだけ有難い。

私はそう思う。

Tr.M終了後にお互いのチームで挨拶を行いましたが、

うちのU-15ときたら高校生と向き合ったまま直立不動で挨拶待ち。

痺れを切らした高校生から「今日はありがとうございました」だって。

何様のつもりだって思いますね。儀式かって。

あんたらが胸を借りてやらせてもらってるんじゃないの!?

だったら、いの一番にこちらからありがとうございましたって頭下げるべきでしょ。

私はそう思うし、私のチームならそうなって欲しい。


はぁ、今日も色々あったわ。

U-12も負けちゃったし、次は絶対に改善して欲しいし、攻略して勝って欲しいね。

デカくて速いヤツにやられました・・・は1回で十分。

さぁ、今週はU-15も思入れ替えてもっと良いTRしよう。


by paris