U-15Tr.Mが中止になったこともあり、ジュニアを久しぶりに指導してきました。

練習体験生だったり、最近加入した子だったりで、私の知らない子も数名。

そんな中、U-12遠征外メンバーとU-10を1時間の熱血指導。

「パスが上手に出来る選手の秘密とは?」

このことを一番伝えたかったTRだったのですが、その種明かしは最後までとっておいて、

短い時間の中でテンポよくTRを進めることを意識。

子供たちも随分とボール扱いが上達してきているので、

これやってごらん!なんて見せてあげると、ちょっとの時間でマスターするんですね。

さすがプレゴールデンエイジだわと感心です。

そして最後の試合。

一巡したところで、全体を集めて先ほどの「パスが上手にできる選手の秘密」を伝授。

途端にボールが動き出しましたね。

U-12と対戦したU-10なんか、U-12をあっちにこっちにと翻弄。

プレーの度に「すばらしい!」と拍手してあげました。

技術だけじゃなく、頭も柔らかいので、意欲がある選手は本当に吸収が早い。

U-12も負けじと身体張って頑張っていましたし、あの中からAチームに上がっていく子も

出てくるのでしょう。楽しみだ―。


U-10TRの後は、U-15のAチームと、最後にBチームを指導。

新1年生のBチームは、なかなか活気があって良いんだなぁ。

技術体力は低いんだけども、参加意欲が非常に高くて、球際もバチバチ。

最近のTRでは、球際に負けた奴がどこかしらを痛めて、次のTRを休むなんてことも。

弱いねの一言で片付けてあげていますが、その辺はこれからでしょう。

とは言え、遊び半分でプレーしている子がいないので、TRの質は徐々に高まってきています。

TRの中盤にはU-10と同じように「パスの秘けつ」を伝えましたが、

これまた躍動するんですなぁ。このへんはゴールデンエイジ。

出来ない選手は、首をかしげながらも悔しそうに自己反省してます。

彼らなりに頑張っているんですね。

サッカーに一生懸命。そんな熱がこっちにビンビンと伝わってきます。


ジュニアもジュニアユースも良い雰囲気でサッカーやっているのが最高。

そんな子供たちを指導者は、教えようとし過ぎず、

邪魔せずに伸び伸びと育ていかないとなりませんね。

「頑張らせる」のではなく、『頑張りたくなる』選手にしていきましょう。


by paris