U-15高円宮杯3回戦は、2-1で勝利を収めベスト8に進出。

ただ、ちょっと複雑な想い。

というのも、前半早々に足が止まっている選手がいたんですね。

終わった後にその選手と話をしましたが、なぜか身体が動かなかったとのこと。

たぶん、復帰明けからの連戦で疲労も蓄積されてるんでしょうね。

途中からポジションを変えて様子を見ましたが、焼け石に水。

動けない人が一人いるだけで、こうも全ての局面で後手を踏むんだなと。

ただ最後のところで踏ん張れたのは、覚悟を決めて守り切るように徹したからでしょう。

最少失点で勝利したんですから、よくやったもんです。

本当は、もう少しうちらしさを出したかったけどね。

9月に入ってからというもの、この緊張感と緊迫感ある試合が続いていますので、

小粒っ子が多いこのチームは、我々が想像する以上に選手は大変。

それでも、なんとか勝ち上がっていけてるのは、ひとつになれるからなんでしょうね。

今日も、目指すべきサッカーが表現できない状況の中での耐え忍んだ勝利ですからね。

やりたいこと、できなかったこと、

それに対する複雑な想いは確かに残るけれども、これもうちらしさなのかなとも思います。

選手たちには、出来なかったことへの原因とその課題を見つめると同時に、

それでも勝ち上がれたその訳をしっかりと見つめて考えて欲しいと思います。

ある意味、またサッカーの神様が何かを伝えようとしてくれてるんだと思います。

さぁまた1試合、貴重な試合を経験できます。

それだけでも私たちは本当に幸せです。


by paris