U-10ビアンコーネカップが開幕しましたね。

選手の雄姿ぶりを見れなかったのは残念です。

明日は会場入りできますので、たっぷりと堪能しましょう。

それにしても暑かった。U-15リーグ会場もサウナ状態。

飲水タイムを2回ずつ入れようかなんて本気で審判と協議していました。

試合の方は、前半で勝負を決められるようゴールに迫るスピードを要求しましたが、

肝心要の前線が停滞。FWがいないと同然なんですね。

仕方ないので後半に選手の配置を変え、若干の改善を図り2-0での勝利。

得失点差を広げようと挑んだ試合でしたので、大いに不満が残りました。

問題は、FWにボールを引き出すパーソナリティーがないんですね。

だから、時折動いたとしても味方に気付かれないんですよ。

俺を見ろ!俺に出せ!俺を使え!

こういった要求の滲み出るオーラが出てこないんですね。

その逆に不安オーラが出まくちゃって、味方の視野にはぼんやりとか映りません。

気持ちには引力があると言いますが、引力のない選手なんて失格でしょ。

FWは特にですよ。

今日は、我々のベンチにOB一期生の選手が入ってくれました。

彼は、技術不足のFWで「ただのヤリ」と呼ばれていました。

でも引力だけは人一倍持っていました。

その力で彼は、トレセンにも選ばれナショナルトレセンにも選出されました。

引力とはそれほど選手を大きく成長させてくれるんですね。

先日の合宿から、課題としてきた部分の共有と実行は出来るようになってきました。

あと一歩なんですが、その一歩は技術や戦術なんかじゃなく、実は引力だったりします。

自分を客観視してみてください。

自分には引力があるのかどうか。

「引力」

この夏でモノにして欲しいと思います。


by paris