第1回ガチンコ対決「U-11vsU-10」が本日行われました。

クラブ内同士の戦いとは言え、公式戦以上の真剣勝負で見ごたえ十分でしたね。

U-11に関しては、意地もあったろうし、

へなちょこ軍団と揶揄されていたことへの見返しもあったでしょう。

U-10の方は、まさに挑戦者。何が何でも勝ってやろうと正面から向かって行ってました。

(私はU-10の監督という立場で見ていましたので、U-10側からの視点で)

ミーティングで伝えたのは、技術のあるU-11に対して自由を与えないこと。

前線からどんどんプレッシャーをかけ続けて、全員でスペースを遮断しに行こうと。

攻撃においては、早いプレッシャーを想定して周りを素早く認識しておくように、です。

キックオフから、とても良かったと思います。

全体での連動性もありましたし、予測しながら次への動きも素早く行えていました。

正直、意外とやるなぁと感心しておりました。

バーに当たったシーンもありましたね。何かが起きそうな予感も生まれていました。

それでも前半は3失点。

ゴール前でのマークを怠ったことと、最後の最後のところで身体を投げ出せなかった点が理由でしょう。

後半は、相手の弱点を更に突いていくことと、サポートの改善を促していきました。

強烈なミドルシュートで失点を重ねましたが、それでも声と動きは止まらなかったですね。

U-11相手に後半の半ばを過ぎても、動きの強さと連動性を失わない。

それだけではなく、前半よりもっと強くなっていってましたからね。これは素晴らしいです。

隙をついて何度かシュートシーンまで行きましたが、結局ネットは揺らせませんでした。

スコアーは0-7での完敗。

U-11もさすが。コンビネーションにシュートの正確性。中々良かったです。

試合後にU-10を集めミーティングを行いましたが、

「それでも楽しかったー!」ってなんないんです。下向いて何もしゃべらない。

疲れ切った身体と、悔しさとで、何にも力が入らないんですよね。

出し切ったというやつですよ。

試合中も所々でお互いに言い合いをしていましたし、いやぁ戦う戦士でしたね。

正直言われ続けてへこんでる選手もいます。

でもそれでいいんです。

次に必ずこの差を縮めてやればいいんです。そしてそのうち勝ってやればいいんです。

いつか負かしてやりましょう。

今日もそうでしたが、その時ばかりは敵です。絶対に負けたくはない敵です。

ゴールが決まる毎のU-11への声援に、いつか見てろよ!って思ってましたので、

次までに格段にレベルアップさせて挑んでいきたいと思います。

U-10軍団よ、次はやってやろうじゃないか!

みんなで頑張っていこうーぜ!



そんな熱くも頼もしい話しの最後に、ひとつお知らせ。

はい、ボールの忘れ物。

名前言っちゃいます。おーしゅー。

残念でならぬ。

家族会議開いて下さい。


by paris