U-10キッズエリートの選考委員としてセレクションに行ってきました。

色んな視点で選手たちの動きぶり・プレーぶりを見てきましたが、

サッカーを始めた時期によっても差が出てるんでしょうね。

早い子は幼稚園からサッカーを始めている子もいますし、始めたばかりって子もいるでしょう。

だから客観的にボール扱いが上手いだけで、簡単に判断できるもんじゃないね。

今は優位性がある子も、始めた時期の違いでそれが生まれてるってことも多いしね。

身体の動かしが巧みな子でも、ボールの扱いに難がある子なんてそうかもしれない。

それに体力差なんて顕著に出ますからね。

だから、この年代をセレクトするのは本当に難しい。

正直、あの場に来た子は全員合格にしてあげたいよ。

ただそんな中でも、頭が良い子はすぐに分かる。

いつ・どこに・どのように・が分かる子がいるんですね。

感覚もそうだし、実に良いタイミングで状況を見たりなんかもする。

この年代だから教えられて出来るもんじゃない。サッカー脳なんてもんでしょうか。

私が見たコートだと2人くらいいたかな。

楽しみな選手です。

でもただひとつ、物足りないなと感じたことがあります。

それは、全体的におとなしいんだな。

試合中にほとんどしゃべらない。

声を出しなさいってことではなくて、自然と声が出ちゃう選手があんまり見当たらない。

自然と目がぎらついちゃうような選手もあんまり見当たらない。

上手いんだけどね。

勝負師として生まれてきた子。そんな選手を見たかったなぁ。


これから始まるTRも、出来る限り出席したいと思います。

少しでも彼らの刺激となって、夢への後押しが出来るよう頑張りましょう。



by paris