さて、本日はU-13リーグの第3~4戦目。

前回の課題から、どうパフォーマンスするかを観察してきました。

意識・意欲とも十分に見られましたね。

前回にはありませんでしたが、今回は怖いプレーを発揮しようと取り組んでいました。

前への推進力も随分と見られるようになりました。

後半にガクンとパフォーマンスが落ちるのは、継続性の問題。

走ることもそうですが、強い強度や高い集中力を保つことは、まだまだ小学生レベル。

ただそうした働きかけが自分にあったことで、急速に体力を失ったのでしょうから、

体力を余して終わった前回よりは進歩でしょう。

選手たちが今日のプレーがスタンダードな強度レベルだと認識できたのならOKです。

試合をやる度に新しい発見をしているU-13。

課題に対する評価、そして新しい発見と課題。

取り組むべきものが増えているというよりも、再認識と追及の度合いでしょうか。

4試合目なんか、簡単に点を取られるんですね。

ベンチに戻ってきた選手が、「3バックじゃダメだ、4バックで行こうぜ」と。

いやいや、それは違うんだよ。

奪うべきところで奪えないのが問題なんだよ。

攻防となるところで単純に負けてるだけじゃん。

だってこんな感じでプレーしているでしょ。ってプレーを再現しながら見せてあげました。

ブラジル対メキシコの試合なんて見てみなさいよ。

南米同士で国の誇りとプライド掛けてスタートからその攻防だぞ。

でもこれがサッカー。攻防に勝利したものが点を取って勝つんですよ。

これなんか正に再認識。

常日頃言われてるサッカーは攻防だというところ。

そして、その追及の度合いです。

改めて気付くんですよ選手たちは。あぁやっぱり攻防って大事なんだなって。

攻防って勝ってなんぼなんだなと。

攻防に挑むことなく、責任逃れをしているようではサッカーにならない。

こやって少しずつ「サッカーとは何ぞや」を深く学び、力を付けていくのでしょう。

メッセージ性のあるプレーを2試合通して出来る選手もいましたし、

これからのTRと次回のリーグ戦が楽しみになります。


U-13選手よ、サッカーノートはちゃんと書いているか?

記憶に頼ると負けるぞ。

脳に刷り込ますことが出来るか、これまた攻防だ。

そして、「Chi Chi Chi Le Le Le」でお馴染のチリの試合は見ておきなさい。


by paris