U-15は本日、高校生とのTr.Mを行ってきました。

私は子供たちには伝えていましたが、所用で遅れ到着した頃には試合は既に始まっていました。

前半の半分くらいを終えたところだったでしょうか、それからその前半を黙って見ていました。

修正点は幾つかありましたが、試合に挑んでいる雰囲気は非常に良かったです。

相手監督からも「元気がめっちゃありますね」と。

崩し切った訳じゃありませんが、継続的な動きの中から前半ロスタイムに得点。

私が不在の時もチームが締まってきてきたのは成長です。

ただ後半に失点し同点。予定ではここで終了なんですが、お願いして3本目に突入。

見事逆転されて1-2の敗戦でした。これは悔しかった。

暑さで体力的にもキツかったでしょうが、肝心なところで相変わらずの軽いプレーが出てしまう。

そんなことじゃ、勝ち運は付いてきません。

継続する力とメンタリティーを持たなければならないでしょう。

明日のTr.Mから強く求めていきたいと思います。

さて、雰囲気が良かったと評価しましたが、なぜ雰囲気が良いのか。

それは、簡単に言うとチャレンジャーだからです。

「負けられない」とか「やられちゃいけない」とか、そんな内面でスタートしてないんですね。

これを実践してみよう、これをやるぞ、とトライの内面で向き合っています。

そして、その明確さはトレーニングで作らなくてはなりません。

そうした雰囲気の中でプレーすると、普段のものや普段以上のものがプレーとして表れてきます。

このチームが始動したのが、昨年の新人戦からです。

いくつもの大切な試合を行ってきましたが、雰囲気だけは全て相手を上回っていたと思います。

私は負けちゃいけないなんて一言も言いません。

勝つよ、勝ちに行くよと言います。

そして、これを実践していけば必ず勝てるよと普段のトレーニングから背中を押します。

その雰囲気は今も継続され実践されています。

いつか負ける時があります。

でも不甲斐ない姿で負ける時はないでしょう。いつでもチャレンジャーです。

このクラブに復帰して3年目を迎えました。

選手たちは私の声に応えるように懸命に励んでくれています。

だからこそ、勝った時は選手のおかげ。そして、負けた時は全て私監督の責任なのです。

U-15リーグそして、クラブユースと立て続けに重要な試合が待ち構えています。

グランドに立つ彼らに「よし!やったるぜ!」と勇気を与えられる指導者でありたいと思います。


by paris