昨日に引き続き、本日もU-15は福島市に出向きTr.M。

まずはTr.M前に、福島ユナイテッド対モンテディオ山形庄内のみちのくリーグを観戦。

お互い固い試合ながらも、隙をしっかりとついたユナイテッドが5-3で勝利しました。

こういう緊張感が半端ないステージで試合をやらせてみたいもんですな。

一瞬のミスが命取り、みたいな。

山形のコーチと話したところ、スタメンの半分くらいがリハビリ中で出れなかったとのこと。

そう言えばJリーグ選抜に選ばれていた子もランニングしてたもんね。

庄内にも人工芝が出来たとのことなので、今度試合やろうかと約束しておきました。

有難き友よ。どこへでも行くさ。

さて、肝心のTr.Mですが、中々良かったですね。

攻撃のコンセプトが浸透してきたのと、それを生かす技術の使い方と関わりが表現されてきました。

ビデオ効果が、やはり大きいね。

人工芝っていうボールを動かし易い環境も影響していますが、意図しながら相手を動かして、

その中から脅威のあるプレーを選択できていたと思います。

頭の中にちゃんと全体の絵が描かれていたのでしょう、全体の共有も良かったです。

一緒に観戦していたユナイテッドのU-12監督が暇そうでしたので、ハーフタイムの指示を彼にお任せ。

小言を聞いていたのか、守備の部分を的確に指摘してくれました。

相変わらず良い耳と目をしてるねぇ。良い指導者の条件だわ。

今年は全日本少年で全国大会出場を本気で狙ってるらしいので、こちらも応援してあげよう。

話が横道に逸れましたが、彼も言っていたそう守備の部分。

これって物凄く大事。

その後の試合でも、守備のできない選手は出せません!って交代させました。

プレッシャーにならない寄せ方、球際での軽い当たり、攻から守への遅さ。

それに加えて、いとも簡単に倒れるわで、お話にならない。

今のサッカーで守備のできない小手先選手が試合に出れるわけないでしょ。

めっちゃ小柄でも必死に守備を頑張る1~2年生を使った方が、チームのためになるわ。

勢い余って背後から危険なタックルした選手もいましたが(ありゃ一発退場)、

それくらいの勢い持って、「食うか食われるか」の戦いをして来いってもんです。

それにしても、昨日のTr.Mでプレーしてきた選手たちは、多くの改善が見られました。

アイデアの不足を指摘されていたプレーも、工夫を取り入れようとチャレンジしていましたし、

ビルドアップ時に狙う部分も2つ3つの怖さのあるところを伺えていました。

「意欲」とは何事にも変え難い良薬です。

選手が伸びる瞬間を感じる今日この頃。

今週のTRも楽しみだ。


by paris