3日間の茨城遠征を終え、5日間に亘るU-15強化期間が終了しました。

改めて見えた部分があります。

正直、選手たちは今までで一番きつかったと思います。

身も心もボロボロになるほど、本当に辛かったと思います。

私も冷徹になりました。

選手たちは底まで落ちました。

試合に負けたからではありません。

私に落とされました。

二度と経験したくないでしょう。

それほどまでに彼らを落としました。

予定していた訳ではありません。

彼らにとっては何気ない言動だったのかもしれません。

自分だけを守るために、仲間とチームに背を向けた姿がありました。

許せなかったです。何気なくそうしたのが許せなかったです。

その瞬間から冷徹にしました。最低な指導者になりました。

底になった彼らはボロボロでした。

サッカーを楽しむ余裕もないほどボロボロでした。

最低の指導者、ボロボロの選手たち。

二度となりたくありません。

二度とさせたくありません。



帰りのバスの中、この遠征をみんなで見つめました。

その中で見つけられた一つの答え。

私たちは、それに向き合わなければなりません。

きっと神様がそのことを気付かせてくれたのでしょう。

最低な指導者は、最高の指導者になれるよう向き合います。

君たちの向き合いに頑張りを与えられるよう支えていきます。


今も私の心はざわついています。

私が作ったこのざわつきを、選手たちの喜びへと必ず変えていきたいと思います。

彼らの喜んでいる顔が見たい。

彼らの楽しんでるサッカーが見たい。

心の底からそう思っています。


by paris