U-15は、今日から5日間の強化試合に入りました。

初日を飾るのは「福島ユナイテッドFC」。全国出場を果たした強豪チームですな。

そんな相手に“真っ向勝負”といきたいところですが、そこは長いシーズンを見据えて新しい戦術に初挑戦。

いつか必要となる時のために、今から準備といったところです。

大枠を伝えただけの前半は、不慣れとミスコミュニケーションが重なって1失点。

ただ、ハーフタイムでの確認作業が出来た後は、ほぼ狙い通りのサッカーが展開できました。

選手たちの対応力も上がってきているようなので、まずまずの強化です。

残念なのは怪我人が出てしまったこと。

しかも自滅ですからね。選手たちにも言いましたが、やっぱり神様は見てるよと。

隙を作り出してしまう人間には、いつか必ず神様がピシャリと活を入れちゃう。

ピッチじゃなく外にいなさいと。

もうそれは教えなんですね。

自分でも気付かない隙がポンポンポンポン出ちゃってる。

集中しているつもりのその太い一本の線は、いくつもの空白で繋げられた線でしかないんですね。

遠目から見れば塗り固められた黒い線ではなく、まったくのグレー。

彼には非常に期待を寄せていますが、これが契機になること願ってます。


怪我とは別に、プレーの面で契機にして欲しい選手もいます。

彼自身、今も必死にやっていますが、いかせんプレーの成功が少ない。

少なくなってきたが正解でしょう。要は通用しなくなってきたんですね。

周りの成長と自分の身体的な成長とのギャップ、ミスマッチに相当悩んでます。

これはジュニアユース年代でよく見られる選手の壁ですね。

今はプレーのイメージが見当たらないんだと思います。

相手をどのように上回っていくのか、自分なりのプレーモデルを見つけられれば道は見えてくるでしょう。

時間はかかるでしょうが、この5日間でなんらかのヒントを見出す手助けができればと思います

どちらも非常に期待を寄せる選手ですが、彼らの成長なくしてチームの成功はないと思ってます。

彼らを成長させてこそ、彼らの指導者です。

私も一緒になって試行錯誤して応援していきたいと思います。


by paris