U-15がOFFの今日は、4年生のキッズフェスティバルを途中まで見学。

Aチームの選手は、U-12のTRに昇格して随分と逞しくなっていました。

中川コーチも普段からハードワークと研ぎ澄ませた感覚を要求しているんでしょう。

彼らのプレーぶりを見ると、集中力の持続力が格段に上がっているのが分かります。

今回の試合形式、5人制20分1本勝負も、選手たちには良い環境だと感じました。

コートもフットサルコート1面なので、一瞬の隙でピンチもチャンスも生まれてしまいます。

そうした瞬間的な攻防が、20分間止まらずに流れていくのですから大変です。

体調不良を訴えていた選手が途中から抜けましたので、控え選手なしの戦いは尚のことです。

今はコーチの声掛けによって戦う姿勢を保つ場面も見られますが、とても良い段階だと感じます。

一番褒めてあげたいのは、サッカーへの姿勢かな。

目がぎらついているし、少しでも上回ろうと、あらゆることへ敏感になっています。

それがチームへの献身性にも繋がっているんでしょう。大変良いことです。

チームも含めてですが、個人的な技術・戦術の課題は、今日見てある程度分かりましたので、

中川コーチと一緒にプランニングを立てていきたいと思います。

Bチームは、これから。

ただ、試合中に解けた靴の紐を何度も結び直してた選手には、試合後靴をあっちへ投げてやりました。

その瞬間にチームの力になれていないのを分かってるかい。それが2回も。

次の試合では、最後までちゃんとプレーに関わり続けていられましたので、

「しっかり準備してきました!」の回答は、僅かばかりの成長です。

その試合で初勝利を収めましたが、薄っすらと笑みがこぼれているんですね。

みんなでしっかりと準備をして、みんなで勝利する。それも嬉しかったんでしょう。

それが積み重なれば、自信もどんどん芽生えて、今は少ない声も次第に大きくなっていくと思います。

高学年の入口に立った彼らですから、一人ひとり追及の度合いも違いが出てくるでしょう。

やれることやれないこと、当然出てきます。

でもチームとなった時に、一人ひとりに温度差があっては一つにはなれない。

これもサッカーの魅力です。

AとB、ゆくゆくはチームとなっていきます。

皆さんが声援を送るその中で、彼らのチームがどんな姿を見せてくれるのか楽しみにしていてください。

良いチームに成長する予感と期待を胸に頑張っていきたいと思います。


by paris