明日はU-15リーグ第2戦目。

直接確認しないと分かりませんが、昨日の雨でグランド状態も良くないでしょう。

土のグランドですから、ぬかるみも多いでしょう。もしかしたら水溜りもあるかもしれません。

だとすれば、勝ち点3を得るためにプレーモデルを変えてでも勝利に拘りたいと思います。

今週のTRでも、そうした条件下での試合を想定して取り組んでまいりました。

選手たちもどこがポイントとなるか心得ていると思います。

インフルエンザで主力が欠けてしまいますが、今日のTRを見る限り良い状態で挑めそうです。

選手たち自ら、とても良い集中力と気迫と緊迫感のあるTRを作り上げられています。

新入団予定の6年生も参加していますが、彼らも一生懸命ついて来てくれています。

TR後に感想を聞くと「難しかった」「出来なかった」と反省を口にしますが、

最後に「楽しい」と言えてしまう。

積極性がそれを生んでいることは間違いありませんが、中学生相手に大したもんです。

つい最近までジュニア所属の6年生が参加していましたが、彼らはそこまで出来ませんでした。

違いは、「やらされているか」「やっているか」です。

自分のためにこの環境を利用するかしないか、それに尽きます。

リーグ戦を見渡しても、チーム間や選手間に「目的意識のある・ない」が見て取れます。

勝ったことが「ある」ではないし、負けたことが「ない」でもありません。

選手チームの魅力がそこには必然と表れてくるものです。


何も心配せず好きなことに熱中できる時間なんて人生の中でごく僅か。

限りある貴重な時間は、大事に噛みしめながら進みたいものです。

今日はジュニアユース3年生の高校合格発表がありました。

掴み取った者もいれば、残念ながら掴み損ねた者もいます。

でも、手を抜いたわけではありません。

懸命にサッカーをして、懸命に両立を図って、懸命にラストスパートをしました。

望んでいた通りにはいかなかったけれど、彼にはちゃんと誇れる足跡が残っています。

誰が見てもそれは分かるのです。

彼のような人間は、新しい道に進んで行く中でまた「ある」を持ち始めるのでしょう。

そして、新しい魅力を作りだすのだと思います。


彼らが残してくれたこのリーグ。

彼らのためも私たちは戦い続けます。


by paris