本日はU-14のTr.Mを行ってきました。

それにしても強烈な日差しでしたね。

立っているだけで見る見ると肌が赤くなっていくんですから、選手も大変だったことでしょう。

4試合を行ってきましたが、選手に聞いたところ大半の選手が2試合目位でキツかったとのこと。

最後の試合に至っては、当然のようにヘロヘロで動けてませんでした。

鬼のパリスも「出来る範囲で良いよ」なんて優しく声をかけようかと一瞬躊躇しましたが、

自然と口から出た言葉は「もっと走れ!」「もっと戦え!」でした。

えぇ、日差しと同じくジリジリと追い込んでおります。選手からは悪魔と呼ばれております。

さて試合の方ですが、前回より幾分プレースピードの改善が見られました。

ボールを持つとガチャガチャと途端にスピードが上がってしまう彼らでしたが、

緩急の「緩」が少しずつ作り上げられるようになってきました。

この緩、実はもの凄く難しい作業なんですね。

相手が近くにいればいるほどスピードは上げざる負えなくなりますから、

より相手を観察しながらプレーしていないと出来ないんです。

ボールの置く位置一つでも全く変わりますし、動かずに止まることも必要なんです。

対戦した相手も苦労してました。

ゆっくりに対応したと思ったら、いきなりスピードアップされたり、いなされたり。

うちの選手が技術があって上手な訳じゃありませんが、やっぱりサッカーって「緩急」なんですね。

力技ではダメなんですよ。

グリップは緩めに、テイクバックもゆっくりと、そして上半身と下半身の捻転をしっかりと作り出す。

決して手から打ちに行ってはいけない。捻転を利用して戻す。決して力に頼るな。

そうすることで自然とヘッドスピードは上がってくる。そう信じて取り組んでいます。

ゴルフって緩急なんですね。

彼らの将来にもきっと役に立つことでしょう。

いい試合でした。


by paris