昨日はサントリーで、フルシャ 都響を聴きました。

 

前半はブルッフ Vn協1(w/五明佳廉)、後半はブル4(1878/80年第2稿 コーストヴェット版)。

 

2曲ともあまり好みでない曲ですが、五明さん目当てで聴きました。

 

コンマスは矢部さん、隣に水谷さん。

 

五明さんのブルッフは節回しが個性的。

 

時々イナバウアー(古い!)のように体を大きく反らして演奏。

 

第3楽章はキレとパッションが曲に嵌り、一番良かった。

 

アンコールは五明さんの十八番ピアソラ。

 

タンゴ・エチュード3番。

 

これは文句無しに楽しい。

 

ブルッフで感じた独特の節回しは、ピアソラ由来かも。

 

後半は苦手なブル4。

 

京都・奈良旅行の疲れもあり、第3楽章まではうつらうつら。

 

春日山の森を逍遥するかのよう。

 

Hrが活躍するところでは、奈良公園の鹿寄せの情景が浮かびました。

 

奈良 鹿寄せ

 

フルシャが都響に登壇するのは、2017年以来7年振り。

 

そして、昨日が今回の共演の最終日。

 

流石に都響の士気は高く、良い演奏でした。

 

ただ、曲が。。。

 

でも、第4楽章では俄然覚醒。

 

渾身の高速トレモロは何度聴いても興奮しますね。

 

 


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