今日は東文で、ムーティ 春祭オケの《アイーダ》(演奏会形式)を聴きました。
4/17に続き、2回目。
どうしたことか、第1幕が低調。
前回不調だったアイーダ役のシーリ。
ヴィブラート過多ですが、前回よりは声が出てます。
シーリが復調する一方、ラダメス役のガンチがやや不調。
第1場の「清きアイーダ」は、喉が温まらない内に歌わないといけない。
それにしても、ガンチは高音が苦しそうでした。
マトーチュキナは声を温存するかのようなスロースタート。
第2場の巫女役の中畑さんは今日も良かった。
下手Hp横から清澄な声を響かせてました。
第2幕では復調したシーリを聴けたのが何より。
中2日ですから本調子に遠いかも知れないけど、今日は声に伸びがありました。
第3幕ではそのシーリが歌う、ロマンツァ「ああ、私の故郷よ」が美しい。
金子さん(読響)のObも良かった。
第4幕 第1場ではマトーチュキナの魅力が爆発。
前回聴いて分かっていても感動します。
もう滅茶苦茶上手い。
会場の空気が一変し、マトーチュキナに釘付けでした。
演奏とは関係ないけど、今日は演奏中の咳が煩かった。