今夜はサントリーで、カンブルラン 読響を聴きます。

 

今シーズン最初の読響定期。

 

マルティヌー《リディツェへの追悼》、バル Vn協2(w/金川)、メシアン《キリストの昇天》。

 

好みの選曲。

 

読響定期は適度に尖っているのが良い。

 

今夜のプロは金川さんからバル Vn協2の提案があり、それを基に前後の曲をカンブルランが選曲。

 

メシアン《キリストの昇天》は2020年6月名曲で演奏する予定だった曲。

 

そのときはメインがムソ《展覧会の絵》で、メシアンが1曲目、中プロにコルンゴルトのVn協と支離滅裂。

 

今夜の1曲目はバルと東欧繋がりで、マル《リディツェ》。

 

聴き物は金川さんのバルでしょう。

 

バル Vn協2を生で聴く機会は貴重。

 

2017年10月にイブラギモヴァと小泉 都響で聴いたのが最後?

 

金川さんが話している通り、当初単一楽章の変奏曲として構想されましたが、委嘱者(初演者でもある)のセーケイ(Székely Zoltán)の要望で3楽章形式の協奏曲に変更されました。

 

とはいえ、変奏曲形式で書かれた第2楽章だけでなく、曲全体が大きな変奏曲になっているのが特徴。

 

 

とにかくカッコいい曲です。

 

この曲のエンディングには2つのヴァージョンがあります。

オケだけで輝かしく終結するのがオリジナル。

 

これにセルゲイが異を唱え、独奏Vnが最後まで残るよう書き改めたのがもう一つのヴァージョン。

 

オリジナルが好みですが、ポピュラーなのは後者。

 

今夜は後者?

 


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