昨夜はサントリーで、大野 都響のB定期を聴きました。

 

曲目はアルマ・マーラー(デイヴィッド&コリン・マシューズ編)《7つの歌》(w/藤村)とブル3。

 

コンマスは矢部さん、サイドに吉岡さん。

 

アルマはグスタフと結婚する前、ツェムリンスキーに作曲を師事。

 

グスタフの要望(「僕を幸せにする仕事に専念して欲しい」←キモい)により、結婚を機に作曲を中断。

 

その後、グスタフはアルマの作曲を認めたため、作曲を再開。

 

1910年に《5つの歌》、1915年に《4つの歌》を出版。

 

昨夜演奏された《7つの歌》は、1995年にマシューズ兄弟が7曲を選び、ピアノパートを管弦楽に編曲したもの。

 

藤村さんのニュアンスに富んだ、繊細な歌唱が素晴らしい。

 

大野 都響はもう少し抑えて欲しい気もしたけど、編曲の所為もあったかも。

 

RS並みに音が多い印象。

 

藤村さんのオケ伴歌曲では、マラ《リュッケルト歌曲集》が印象に残る(2022/3 広上 京響、2019/2 川瀬 神奈フィル)。

 

昨日は《リュッケルト》程の感動は無かったけど、藤村さんを聴けて満足です。

 

後半のブル3は別名ワーグナー交響曲。

 

使用スコアは1877年第2稿ノーヴァク版。

 

こちらは文句無しに楽しかった!

 

大野さんは指揮棒無し。

 

都響の熱量が尋常でない。

 

16型の弦は後方プルトまで熱い。

 

Vaは第3プルト以降のほうが激しく、見ていて楽しい。

 

金管も上手い。

 

Hrトップにシティの谷さんが客演。

 

谷さんは何度か都響で見てるけど、移籍含み?

 


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