今夜はサントリーで、山田 読響を聴く予定。

 

山田さんは今シーズン一杯で首席客演指揮者を退任(2018/4~2024/3)。

 

今夜は首席客演指揮者として最後の定期。

 

山田さんで思い出すのは、2021年3月の名曲シリーズ。

 

ニル4《不滅》を振り終えた後、指揮台から一言。

 

「わが読売日本交響楽団は永久に"不滅"です!」

 

この軽薄さ。

 

演奏が良かっただけに、あの一言は蛇足だったな。

 

山田さんと読響の歩みを振り返った池田さんの寄稿記事も、この件に触れてます。

https://yomikyo.or.jp/2024/02/orchestra2024.2-14-15.pdf

 

そんな山田さんですが、2021年にCBSOの首席指揮者兼芸術顧問に就任。

 

昨年6月の凱旋公演では、気持ちの良いエル1を聴かせてくれました。

 

 

今や日本人指揮者で小澤征爾の後継に一番近いともいわれる、山田さん。

 

小澤さんといえば、武満《ノヴェンバー・ステップス》。

 

その《ノヴェンバー・ステップス》を最後の定期に持ってくるところが、山田さんらしい。

 


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