今週末は節分祭。

 

2/2が前日祭で、2/3が当日祭。

 

京都の節分祭に行きたいけど、今年はパス。

 

2/3は井上 N響のショスタコ《バビヤール》へ。

 

凄く聴きたい曲ではないけれど、今回が井上さん最後のN響定期出演。

 

節分祭は来年もありますから。

 

そして、明日1/31はバーメルト 札響の東京公演。

 

ブル6以上に、ブリテンの《セレナード》が楽しみ。

 

テノール、ホルンと弦楽のための作品。

 

テノールはボストリッジ、ホルンはアレグリーニ。

 

オケ伴の連作歌曲集で、プロローグとエピローグはHrソロ。

 

夕暮れを歌った'Pastoral'('The day's grown old')と'Nocturne'('The splendour falls on castle walls')が美しい。

 

'Elegy'('O Rose,thou art sick!')は一番長い(といっても4分強)ですが、ブレイクの詩は極短く、Hrソロが印象的。

 

漆黒の闇のような曲で、詩の内容共々何だか怪しい。

 

'thy bed of crimson joy'とか'his dark secret love'って。。。

 

'Dirge'('This ae nighte,this ae nighte')は葬送の歌。

 

茨の荒野(Whinnymuir)を抜け、恐れの橋(Brig o' Dread)を渡って、煉獄の炎(Purgatory fire)に至る死者の旅路を歌ってます。

 

'Hymn'('Queen and huntress,chaste and fair')は、月の女神を讃える歌。

 

弾むようなHrと弦のピッツィカートが印象的。

 

'Sonnet'('O soft embalmer of the still midnight')はテノールと弦楽合奏のみ。

 

美しい曲で、最後は眠るように静かに終わります。

 

ブリテンの《セレナード》は生で滅多に聴けない曲、しかもボストリッジとアレグリーニ。

 

これは必聴でしょう。

 

札響の田島コンマスと山田Hr首席のプレトーク動画も一見の価値あり。

 

 


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