今日はNHKホールで、ソヒエフ N響のCプロを聴きました。
1時間足らずの短いプロ、会場はNHKホール、しかも天気は小雨模様。
パスしようかと思いましたが、思い直してNHKホールへ。
会場は空席が目立ちます。
曲目はリャードフ《キキモラ》とプロコ《ロメジュリ》(ソヒエフ・セレクション)。
正味50数分。
コンマスは郷古さん、隣に横溝次席。
楽しかった!
先週のAプロの感想にも書きましたが、ソヒエフが振るとNHKホールでも音が良い。
今日は久し振りの3階R。
ステージから遠いけど、オケを俯瞰できて音も良い。
3階R/Lはコスパの良い席だと思う。
リャードフ《キキモラ》から精緻で美しい響き。
E.Hrのソロも味わい深い。
デュカス《魔法使いの弟子》を彷彿させる後半も楽しい。
プロコ《ロメジュリ》はソヒエフによる選曲。
ポピュラーな組曲2(7曲)をメインに、組曲3から「朝の踊り」と「朝の歌(オーバード)」、組曲1から「仮面」と「タイボルトの死」。
最後は「ジュリエットの死」(組曲3-6)か「ジュリエットの墓の前のロメオ」(組曲2-7)で終わる演奏が多い中、「タイボルトの死」で終わるのは珍しい。
《タイボルトの死》は大好きな曲なので、これで締めてくれるのは嬉しい。
本当カッコいい葬送行進曲です。
3階Rだったので音圧は今一つでしたが、キレのある美演で満足。
Flトップは東響の竹山さんが客演(N響客演は初?)。
竹山さんは昨年9月のレネス 都響の《ロメジュリ》でも客演。
《ロメジュリ》のFlといえば、竹山さんなのか。
今回も確り魅了してくれました。
T.SaxはTKWOの松井さん。
最近TKWOの演奏会に行ってないので、懐かしかった。