昨日は天気が悪い中、演奏会を2つはしご。
朝は晴れていたのに、天気予報が的中。
ソワレはNHKホールで、ソヒエフ N響を聴きました。
曲目はシチェドリン《カルメン組曲》、ラヴェル《マ・メール・ロワ》、《ラ・ヴァルス》。
楽しかった!
コンマスは伊藤さん。
N響で唯一の正規コンマスながら、定期出演は久し振り。
ソヒエフを聴くのは昨年1月以来。
前回はサントリーでバル、ラヴェル、ドビュでした。
そのときの感想に「ソヒエフが振るとN響の良さが最大限に発揮される印象」と書きましたが、今回も同じ。
NHKホールなのに、音が良く聞こえるから不思議。
前半のシチェドリンは、ビゼー《カルメン》を弦と打楽器で編曲したもの。
ステージ手前に弦、後方にパーカスを配置。
弦もパーカスも上手い。
40分超の長い曲ですが、長さを全く感じない。
ただ、自席(1階前方)からはパーカスがほぼ見えない。
パーカス協みたいな曲なので、パーカスを弦の前に出して欲しかった。
以前、井上さんはそうしてました。
後半はラヴェル2曲。
《マ・メール・ロワ》は懐旧的な音楽。
シチェドリンとは一変、繊細で洗練された響き。
NHKホールでこんなに美しい《マ・メール・ロワ》を聴けるとは。
《ラ・ヴァルス》は音がうねり、スケール感も十分。
ソヒエフはやっぱり素晴らしい。
来週1/20 Cプロのプロコ《ロメジュリ》も急遽チケットを取り、聴きに行くことにしました。
1/25のBプロはモツとベトなので迷い中。
ソヒエフは来年1月にも来日して、N響の3プロを振ります。
次回はフレンチ抜きですが、今から楽しみ。