昨夜はサントリーで、尾高 N響のBプロを聴きました。
曲目はベトPf協5《皇帝》(w/アンスネス)とブラ3。
元々ブロム翁が振る予定でしたが、降板。
曲目は変更無し。
好きなブラ3目当てで聴きに行きました。
ブラ3の実演を聴く機会は意外と少なく、年1回程度。
尾高 N響の演奏は曲の良さを味わうのに不足無し。
第2楽章で木管が信号音を交信するところや、第3楽章で感傷的にならずに美しいメロを歌うところは上々。
今井さんのHrソロも良い音でした。
第4楽章はもっと熱量が欲しい気もしましたが、終盤が印象的。
秋風に吹かれて木の葉が揺れるようで、とても美しい。
最後に第1楽章冒頭の主題を静かに回想するところにもグッと来ます。
前半のベト協《皇帝》は、曲があまり好きじゃない。
でも、アンスネスが良かった!
押し付けがましいところが無い、自然体の演奏が気持ち良い。
ソリストアンコールはベト《悲愴》第2楽章。
《皇帝》と同様に澄み切った演奏で、至福の5分間でした。