来月の日フィル東京定期は、コバケン指揮でコダーイ《ガランタ舞曲》とオルフ《カルミナ・ブラーナ》。
《カルミナ》の歌手は、澤江衣里さん、髙橋淳さん、萩原潤さん。
合唱は東京音大。
児童合唱は使わないそう。
この点について、コバケン曰く、
「コンサートが夜遅い時間帯ということと、子供の歌う作品ではないと考えるから」
子供の歌う作品ではない、というのはその通りかも。
「作品に内包されているエロティシズムを理解し、コーラスもオーケストラも空間に飛び散る音、自分の発している音を心から楽しまないといけない」
これは子供にはハードルが高い。
ただ、コバケンが日フィルとExtonに録音した演奏では、少年少女合唱団を起用してますけどね。
では、今回は児童合唱のパートをどうするか。
「東京音楽大学の10人位のメンバーで、子供の声が出せる人を選んでいますから大丈夫」
その手があったか。
コバケンのインタビュー全文はリンク先のPDFで読めます。
https://japanphil.or.jp/sites/default/files/inline-images/754_1006_compressed-19.pdf