今月の東フィル定期は、演奏会形式のオペラ。
ミョンフン指揮でヴェルディ《オテッロ》(オテロ)。
題名役には当代最高のオテッロ歌いのクンデ(Gregory Kunde)。
クンデはロッシーニテノールとして地位を確立した後、ドラマティックテノールでも成功。
「高速で走る重戦車」と形容した人がいたけど、言い得て妙。
クンデを定期演奏会で聴けるとは、何とも贅沢。
もちろんミョンフンだから、彼を呼べたのでしょう。
有難いことです。
他に、イアーゴ役にイェニス(Dalibor Jenis)。
カッシオ役にマルシーリア(Francesco Marsiglia)。
ミョンフンはフェニーチェ歌劇場の《オテッロ》で、クンデ、イェニス、マルシーリアと共演済み。
デズデーモナ役には、今回が初役の小林厚子さん。
公演は7/23、7/27、7/31の3日間。
7/23と7/31に聴きます。