京都に泊まるとき、四条烏丸近辺に宿を取ることが多い。
ホテルの直ぐ近くバス停があり、どこへ行くにも便利。
もちろん地下鉄の四条駅も使えます。
今回の京都旅行も、前半はいつもと同じホテル。
後半は趣向を変えて、好きな場所に近い五条橋近辺に取りました。
五条通を挟んで北側に建仁寺、南側に豊国神社。
どちらも徒歩圏。
建仁寺に至る宮川町通、豊国神社に至る問屋町通も味わい深い。
早朝、人気のない建仁寺の境内を散歩するのは心地いい。
豊国神社は明治天皇により旧方広寺跡に復興された、新しい神社。
伏見城の城門を移した唐門(国宝)が素晴らしい。
豊国神社の隣には今も方広寺がありますが、日本最大の大仏殿があった境内は豊国神社に占められ、僅かに本堂と鐘楼を残すのみ。
巨大な建造物が好きなので、「国家安康」のエピソードで有名な鐘がある鐘楼は好きな場所。
建仁寺に至る宮川町通にはお茶屋が並び、風情があります(夜の散歩も楽しい)。
豊国神社までは問屋町通~正面通を歩きます。
問屋町通は料理旅館の晴鴨楼、豪商柏原家の旧宅の洛東遺芳館(柏原家の美術品を展示)があり、大好きな通り。
ということで、一度は五条橋近辺に泊まりたかったのです。
京都で好きな時間帯は早朝と夕刻。
目的地が徒歩圏というのは、朝活を楽しむという点で絶好。
気になる交通の便は、京阪本線の清水五条橋駅が直ぐ近くにあるので、京阪本線(出町柳から叡電)で移動するには便利。
ただ、バスで移動するのは不便かな。
五条通もバスは走っていますが、本数は極少ない。
バスで移動するには、五条橋を渡って、河原町通に出ないといけない。
それを差し引いても、このエリアに泊まる価値は十分ありました。
次回は12月に京響の第九を聴きに、京都を訪れる予定です。