読響の定期会員は上期で終わり。
10月からは1回券で聴きます。
ということで、先日発売された10~12月公演から、2公演取りました。
取ったのは、10/19 カンブルランの名曲と12/12 ヴァイグレの定期。
2018-2019シーズンを最後に、読響 常任指揮者を退任したカンブルラン。
退任後初共演となる今回は、10月の定期、名曲、土日マチネーに登壇。
全部聴いても良いけど、キリが無いので、10/19 名曲だけ。
曲目は、バル《舞踏組曲》、ビゼー1、ダルバヴィ《ファンタジーズ》(w/イオニーツァ)、サンサンVc協1(w/ditto)、リゲティ《ルーマニア協》。
バル《舞踏組曲》で始めて、リゲティ《ルーマニア協》で締めるのが良い。
ダルバヴィ(Dalbavie, b.1961)も、カッコいい響きが特徴。
《ファンタジーズ》(Fantasies pour Vc et Orch. de chambre)は日本初演。
新しい音という点では評価が分かれる作曲家ですが、好みです。
12/12 ヴァイグレの回は、チャイコPf協2(w/反田)とタネーエフ4。
反田さんには特に興味無いですが、チャイコPf協2を生で聴ける!
2019年12月に藤田さんとVYOで聴いて以来か。
第2楽章でコンマス→コンマス&Vcトップ→Pf→Vcトップ→コンマス&Vcトップ→コンマス&Vcトップ&Pfと歌い継ぐところは、特に美しい。
Pf協にしてはソリストの出番が少ないところが、イマイチ人気のない理由かも。
タネ4は正直、無名名曲の域を出ない感じ。
第1楽章はショスタコ風に始まりますが、直ぐに歌謡的になって拍子抜け。
繰り返しも多く、全体に緩い。
第2楽章以降も印象に残るところが少ない。
でも、それは良い演奏で聴いていないためかも。
ヴァイグレ 読響を聴けば、作品の真価が分かる?
来年6月にはラザレフも日フィル東京定期で、タネ4を演奏する予定。
12/2のネトピルが振る名曲も、ムローヴァのショスタコVn協1は聴きたい。
ムローヴァの来日が確実になってから、取るつもり。