今夜はTOCで、日本音楽コンクール チェロ部門 本選を聴きました。
出場者と曲目は、以下の通り(演奏順)。
(1)藤原秀章(ピアノ:大伏啓太) ショスタコVc協1
(2)広田勇樹(ピアノ:伊藤順一) エルガー Vc協
(3)柴田花音(ピアノ:諸田由里子) ショスタコ Vc協1
(4)泉 優志(ピアノ:松本 望) ショスタコ Vc協1
(5)水野優也(ピアノ:五十嵐薫子) エルガーVc協
聴いたことがあるのは、藤原さんと水野さんだけ。
聴く前は、本命の水野さんで決まりと予想。
本日の収穫は、3番目に弾いた柴田さん。
上手い!
第2楽章のひんやりした歌、第3楽章のカデンツァの表現も深い。
諸田さんのピアノがまた良かった。
ショスタコらしい諧謔味にも不足無し。
ピアノ伴でも、Vc協1をたっぷり味わうことができました。
でも、最後に弾いた水野さんは、やっぱり1枚上手。
情熱と技巧のバランスが取れた、模範的な演奏であることは確か。
個人的には、表現意欲に溢れた柴田さんを推したいですが、コンクールですからね。
ということで、聴衆賞を柴田さんに投じて帰宅。
順位予想は、1位 水野さん、2位 柴田さん、3位 泉さん。
さて、結果は...
1位 水野さん、2位 藤原さん、3位 泉さん、聴衆賞 水野さん。
残念なから、柴田さんは入選。
水野さんの1位は順当ですが、柴田さんは意外な結果。
でも、コンクールなんてそんなもの。
柴田さん、また聴きたいです。