昨夜に続き、今夜もフォーレ四重奏団を聴きます。

 

トッパンで、ラフマ《音の絵》より、フォレPf四1、ブラPf四1。

 

《音の絵》はラフマのピアノ曲ですが、クーセヴィツキの依頼で、ラフマが選んだ5曲をレスピーギが管弦楽化。

 

今夜演奏されるのは、そのうち3曲をモメルツがPf四に再編曲したもの。

 

ラヴェル編《展覧会の絵》と違い、レスピーギ編《音の絵》の人気はさっぱり。

 

原曲の魅力を超えてないんですよね。

 

今夜はPf四なので、原曲ともオケ版とも違う曲を聴ける筈。

 

短いので3曲といわず、5曲全部演奏して欲しいところですけど。

 

2曲目のフォレPf四1は、フォレ独自の和声が醸し出す神秘感が堪りません。

 

第2楽章の玉を転がすようなピアノと弦の対話も好きですけど、やっぱり第3楽章が一番好き。

 

深い哀しみが浄化されるような音楽です。

 

秋の夜長にピッタリ。

 

そして、最後に演奏されるのが、大好きなブラPf四1。

 

この曲は全楽章好き。

 

中でも第3楽章は、冒頭の主題が朗々と歌われるところで、もう胸が一杯になります。

 

フォーレQを聴くのも今夜で最後かと思うと、滅茶名残惜しい。

 

明日の宗次、明後日のびわ湖も聴きに行きたいなぁ。

 

 


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