今日はサントリーで、飯森 東響のヘンツェ《交響的侵略》とツィンマーマン《白いバラ》を聴きました。
現代音楽プロなので、客席はいつも以上に空席が目立ちます。
ヘンツェはちょっと大人しい印象。
ポポフの時みたいに凄い演奏を期待していたので、ちょっと残念。
ツィンマーマン《白いバラ》は、演奏前に飯森さんによるプレトークあり。
モティーフをピアノで弾いて説明するスタイルで、鑑賞の助けになりました。
《白いバラ》を生で聴くのは初めですが、意外と良かった!
反ナチのビラを撒いて、逮捕・処刑されたハンス・ショルと妹ゾフィーの史実に基づく歌劇。
但し、映画《白バラの祈り》のようなストーリーはありません(映画の感想は、こちら)。
《白いバラ》は、処刑を待つ2人の心象風景を詩と音楽で綴ったような作品。
最後はマーチが唐突に終わり、「絞首刑で死ぬの?それともギロチン?」という問いかけで閉幕。
極限状態にあっても二人は泣き叫んだりしませんが、悔しい思いは切々と伝わってきます。
ハンス役はクリスティアン・ミードル、ゾフィー役は角田祐子さん。
角田さんを聴くのは多分初めてだと思いますが、歌唱もドイツ語も上手い!
飯森さんの判断で、弦は弦楽五重奏でなく弦楽合奏、第8曲はカットするという変更あり。