今夜はサントリーで、ラザレフ日フィルを聴きます。

 

プロコの交響的協奏曲と、ストラヴィンスキーの《ペルセフォーヌ》という珍しいプロ。

 

明日も同じ公演がありますが、明日は完売ですって。

 

このプロで完売って、凄いなぁ。

 

その《ペルセフォーヌ》。

 

例によって、ギリシャ神話のお話。

 

プロゼルピナ(ペルセフォーヌは仏語読み)は、冥界の王プルトーネの王妃。

 

プロゼルピナとプルトーネの馴れ初めのエピソードは有名。

 

プロゼルピナがニンファたちと花を摘んでいます。

 

すると、突然、大地が裂けて、プルトーネが現れます。

 

プルトーネはプロゼルピナを地底の冥界に連れ去ります。

 

それを知ったプロゼルピナの母デメトラが激怒。

 

ジョーヴェが仲裁に入り、プロゼルピナは解放されて、地上に帰還します。

 

しかし、冥界のザクロを食べてしまったため、一年のうちの1/3を王妃として冥界で過ごすことになったという話。

 

ストラヴィンスキーの《ペルセフォーヌ》も、もちろん、このエピソードに基づいてます。

 

第1幕 ペルセフォーヌの略奪

第2幕 冥界のペルセフォーヌ

第3幕 ペルセフォーヌの帰還

 

メロドラマですが、出演者は2人だけ。

 

タイトルロールのペルセフォーヌは、語りのみ(ドルニオク綾乃)。

 

もう一人は、エウモルポス(ポール・グローヴス)。

 

ん?エウモルポスって誰?

 

エウモルポスは「エレウシスの秘儀」の司祭で、《ペルセフォーヌ》では劇の進行役を務めます。

 

これは秘儀の主題が、正にプロゼルピナがプルトーネに略奪されて、地上に帰還するまでのエピソードであるため。

 

ということで、ストラヴィンスキーの《ペルセフォーヌ》は、実はエレウシスの秘儀の話なんですね。

 


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