日付が変わりましたが、先ほど感想を書いたミョンフン東フィルの《フィデリオ》。
その際、一つだけとんでもないことがあったと書きましたが、その件について。
演奏に先立って、俳優の篠井英介さんが登場し、《フィデリオ》のストーリーについて簡潔にお話しされました。
篠井さんのお話しがあることは、東フィルのサイトでも事前に告知されてました。
篠井さんらしい軽妙な語り口で話が進んでいましたが、突然、客席から大きな叫び声。
「早く演奏を始めろ!」
声の主は、最前列の下手に座っていた男性。
認知症のお爺さんではありません。
見た目は普通の男性のようでした。
でも、篠井さんが話している最中にこんなことを叫ぶとは、正気の沙汰ではありません。
客席は一瞬にして、凍り付きました。
そして、ザワザワ。
この間、会場係は何もできず。
でも、篠井さんの対応が素晴らしかった。
「お待たせしてすみませんね。もうすぐ終わりますから」と軽くいなしてくれました。
内心、気分は悪かったでしょうね。
愛と正義の話なのに、真逆の男が聴きに来るとは何とも皮肉。
こういうクレイジーな輩は出禁にできないものか。