エルガーは40代のとき、オラトリオの大作を集中的に作曲しています。
それが、《ゲロンティアスの夢》(1900)、《使徒たち》(1903)、《神の国》(1906)。
エルガーは《ゲロ夢》の後、《使徒たち》、《神の国》、《最後の審判》の三部作を構想していたようですが、《最後の審判》は結局完成しませんでした。
《ゲロ夢》、《使徒たち》、《神の国》はエルガーの3大オラトリオとも呼ばれています。
ちなみに、《ゲロ夢》の前に、《生命の光》(1895)という大作もあります。
日本では大友さんが積極的に取り上げており、芸劇シリーズで東響&東響コーラスと、2002年に《神の国》、2004年に《使徒たち》、2005年に《ゲロ夢》、2010年に《生命の光》を演奏しています。
今年はエルガーの3大オラトリオのうち、《ゲロ夢》と《神の国》を聴ける稀有な年。
《ゲロ夢》は、7/14&15にノット東響が演奏します(会場はサントリーとミューザ)。
合唱が東響コーラスなので、良い演奏が期待できそう。
《神の国》は、9/23に大友 群響が演奏します(会場は群馬音楽センター)。
《神の国》は、大友さんがエルガーのオラトリオに取り組んだ最初の曲。
大友さんは今シーズンで群響の監督を退任するので、この曲を振りたかったのでしょう。
合唱は群響合唱団。
《ゲロ夢》と《神の国》、両方聴くつもり。