超多忙の70年代が過ぎ去り、

急に閑散期がやってきました。

時代はデジタル化でテクノとかそういった音楽が流行り始めたり、

ロックがより重めのサウンドになったりしたことで

アコースティックサウンドが影に隠れることに相成りまして。。。。

 

80年代はマーティン社だけではなくて

ギブソンやギルドなどの当時のアコギトップメーカーたちも

窮地に陥っていました。

 

そんな80年代のD-28はどう過ごしてきたのでありましょうか!?

 

 

 

おっとその前に70年代の復習はこちら!

↓↓↓

 

 

 

 

 

 

1979年のスペック

 

 ボディシェイプ: ドレッドノート

     トップ: (シトカ)スプルース

 バック・サイド: (イーストインディアン)ローズウッド

  ブレイシング: ノンスキャロップド Xブレイシング

  フィニッシュ: ナチュラル 

  ピックガード: 黒ティアドロップ

  ブリッジ形状: (ダウン)ベリー

    ロゼッタ: 白黒ストライプ 5-9-5の三層

 バインディング: 白黒ストライプ 

バックストリップ: チェッカー柄

 

     ネック: マホガニー

ネックジョイント: 14フレット

   弦スケール: 25.4インチ(約645mm)

     ロッド: スクエアロッド

 指板・ブリッジ: エボニー

ポジションマーク: ラージドット

    ナット幅: 1-11/16”インチ(約42.9mm)

 ヘッドストック: ノーマル

 

 

 

 

・1985年 アジャスタブルトラスロッドが登場

・1988年 メイプルのブリッジプレートが復活

 

 

 

 

 

 

  アジャスタブル トラスロッドが登場(1985年)

 

ギブソンの特許期限が切れて

待望のアジャスタブル トラスロッドが

マーティン社でも採用され始めたのが1985年のことです。

 

なので逆に考えると、D-28のみならずそれ以前の全てのマーティンギターは

ロッドでのネック調整ができなかったということです。

現代で手に入るその年号のギターは

もうネックが安定してるのであまり心配ないですが、

新品とかで買ったときなんかはドキドキだったでしょうね(^^)

 

スクエアロッド

 

 

アジャスタブル トラスロッド

 

 

 

 

ブリッジプレートがメイプルからローズウッドへ(1988年) 

 

ブリッジの裏側にくっついている

弦を通す穴を補強するための板です。

もともとずっとメイプル材が使われていたようですが、

何故か70年代の後半にローズウッド材が使われるようになりました。

 

なんですが、音響の問題なのかなんなのか

10年ぐらいでメイプル君の復活劇です♪

 

 

ローズウッド

 

 

メイプル

 

 

 

 

 

 

人気が薄れてしまった80年代もあまりD-28としての変更は少なかったですね。

ただ話題には出していませんが、70年代後半にHD-28が登場したように

この80年代にもD-28のバリエーションモデルがいくつか発表されています。

 

なのでD-28自体のスペックを変えていくというよりは

ちょっと違うモデルにして発売しちゃえっていう方針だったのかもしれません。

 

さあ、実は残すはあと一回!!!

現代まではさすがにやりません(^^)

このあとD-28はどうなっていくのか、

そしてどん底のマーティン社の運命は!?

 

 

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