今日のおひるは、Bunkamura の ドゥ・マゴ・パリ 渋谷店 へ行ってみました。
勝手がよくわからないので、なんとなく、手ごろそうな、パスタランチを注文してみました。
籠いっぱいのパン、スープ (この日はクラム・チャウダーでした)、メインのパスタ (サーモンといくらのバルサミコソースだったかな? 『親子』 パスタですね :) )、そして、飲み物とデザート付きで、1000円でした。 かなりおトクな感じ……。
フランスパンがとってもおいしかったのが印象に残っています。 外側がバリッとして、中がしっとり。 豊かな小麦の香りがひろがって、これだけでいくらでも食べられそうな気がしました。
ランチタイムという、限られた時間のなかで、たったひとつでも、これはという感動的なおいしさ (オオゲサ) に出逢えると、思いがけぬ幸福感に満たされますね。 ああ、至福のひととき……。
食後の紅茶を飲みながら、そういえば、パリの本店のほうは、たしか、ヴェルレーヌやランボーなどが通っていたのではなかったか、と思い出します。
そんなお店の支店にいるというだけで、漂う文学の香りに、われ知らず、晩秋の物憂さをたたえるソネット (十四行詩) があふれ出しだします…………。
……って、そんなわけはなく。
店内には、子連れのかたとかいらして。
オコサマが、ずーっと、「おれんじじゅうす~、おれんじじゅうす~」 と叫んでいましたっけ。
(そんなにオレンジ・ジュースが飲みたかったのか……)
そんなこんなありつつも、渋谷に勤めだしてから早や四ヶ月経ちますが、まだ 『一度も同じお店に入っていない』 私の、『また行ってみたいお店リスト』 に加えられたのでした。
ま、今度は、ひとりではなく。 あの人と、二人で……。 (なんてね)
- Doris Day
- Tea for Two/Lullaby of Broadway